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大学教授キョトンCブログ!!
明日のバンコクは雨。。。
明日はタイ最終日。
明日は、原稿やPPTや国際シンポの宣伝関係は忘れて、
雨の中観光するぞー。
36年前と同じ場所に立ってみる。
できるかな?
タイ、3日目。
バンコクの地下鉄の終点が、モチット駅
その駅まで25分。
地下鉄内は、とても静かである。
テレビモニターが車両中央についている。
他のアジアの国同様、座席はプラスチックであまり
長く座れない。
モチット駅からタクシー。
高速をぶっ飛ばして、40分。
タマサート大学病院
の
隣にある
<アジア工科大学>
当然初めてなので、約束の10時に間に合うかどうか、
不安この上ナイ。
無事15分前に、待ち合わせのコンベンションセンターに到着。
タイの場合、英語も伝わらないので、本当に目的の場所に
連れて行ってくれるかどうか分からない。
グーグルでタイ語に翻訳しておいたほうが良いであろう。
その先生は、ジェンダーの視点からミャンマー、カンボジア、
ラオスとの国境を社会分析しておられる。
子どもさんがカナダに留学しておられるそうだが、そのような
お歳には見えない方であった。
タイは、行方不明や人身売買など人の命や人権に関わる社会問題
への対応が政府の中心課題で
少子化対策や高齢者対策に政府が予算をつぎ込むような可能性は
乏しいようだ。
タイに来る前の直前のリサーチの段階からうすうす気づいてはいたが、
まず、タイの高齢者研究は極めて乏しい。
それもそのはず。高齢化率10%になっても、政府がプランに基づいて
<アクション>を起すような機運がないからだ。
聞くのは、各自治体がトライするパイロット事業のみ。
タイの富裕層は自力でナースや介護人を雇って介護問題に対処する。
問題は、中間層。
最も驚くのは、<介護を必要とする状態がどういう状態をいうのか、
コンセンサスがない>
ADL=日常生活動作能力 と言う発想は、グローバルスタンダード
だと思っていたが、
ここではそのような発想はない。
2015年には約10%
2030年には、約20%
2050年には、約30%の高齢化率。
タイ全体で、末娘に介護役割を担わせる現在のやり方は、
早晩通用しなくなると思うのだけれど。
11月3日(金)のつぶやき
「初タイランド、2日目。」 goo.gl/YZPi1c
— 西彰 (@kyotonC) 2017年11月3日 - 07:11