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大学教授キョトンCブログ!!
神戸のアリストンホテルで、韓国の社会福祉士のことを考えてみた。
昨日、家族社会学会の1日目が終了した。懇親会にも出た。
本日のシンポジウムでご発表の朴先生にも挨拶した。
ソウル大学の教授である。
名刺をお渡ししたが、いただけなかった。
ホテルに置いてあるという。
ナヌ?
オモ・オモ、オモ。
オットケー!
本日のシンポジウムで討論者として私が朴先生のご発表
に対しコメントする論点を
一つ<先出し>する。
私なりの<優しさ>でR
しかし、反応は<イマイチであった>
韓国で一つの名前が付けられるほど<広がりのある>現象なのに、
それは、中国に多いとおっしゃる。
ナヌ?
オモ・オモ、オモ。
オットケー!
学会会場に程近いここアリストンホテル。大通りに面して
いないので、夜どこかに飲みに行った後、戻れるかどうか。
方向音痴としての最大心配事でR
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここ1、2年韓国でよく聞かれるようになった言葉として
<コミュニティケア>がある。
標準的なイメージが固まっておらず、まだまだ<工事中>である。
しかし2025年には、コミュニティ・ケアなるものが完成している
予定になっているので、
時間的余裕はあまりない。
このコミュニティケアとの関連で、大きな期待が各方面から
寄せられているのが韓国の<社会福祉士>
日本と異なり、韓国には1級と2級がある。1級は国家試験に
合格した場合であり、2級は大学社会福祉大学校を卒業した場合に得られる。
韓国では圧倒的に2級が多い。社会福祉士の80%以上が2級である。
先日初めて知ったが、高齢者福祉、児童福祉、障害者福祉が国家試験の
選択科目になっているという。
大学生の希望は、児童福祉、障害者福祉、高齢者福祉とのこと。
国家目標であるコミュニティケアは<共生型>が志向されると思うが、
まずは、今後2020年から2030年にかけて急激に高齢化する、高齢者が
対象となり、その分野の社会福祉士に
期待と責任が集中する。
このことからすれば、社会福祉士の養成過程の質的向上が不可欠な課題
であるが、この専門職の専門性を高める
取り組みが後回しになっているように感じる。
シンポジウムの討論とは関係ないが、今このトピックスに関心を
強く持っている。