『比較福祉社会学の展開』2024年12月新発売!!2022年『東アジアの高齢者ケア:韓国・台湾のチャレンジ』絶賛販売中!
大学教授キョトンCブログ!!
猥雑社会・日本
小池都知事も西村大臣も、
歌舞伎町のホストクラブに何度も言及している。
3蜜を商売にしていて、お酒の回し飲みをしているような
夜の店では、感染者も増えるであろう。
でも、真面目に自粛している店もあるだろう。
難しいところだ。
<なんでもあり>の猥雑社会であることが、日本の特徴でもある。
<要請>を遵守できる真面目な社会でもある。
猥雑であり、真面目でもあるという不思議な組み合わせ。
私が研究フィールドにしているスウェーデン、韓国、台湾では、
こうした夜の店があるのだろうか。
こういう方面のフィールドワークをしてみたいと思うが、
考えてみれば、各国の知り合いは、皆真面目であり、
こんな話題を出したら、縁を切られそうだ。
以下は、根拠のない印象。
スウェーデンには、夜の店はなさそうだ。ストックホルムやヨーテボリ
のような都市部には、夜の店がありそうだが、なさそうだ。
歌舞伎町のようなオープンな<地上>にはなく、
おそらく、看板も出さず地下化しているのではないか。
韓国にも、夜の店はなさそうだ。ソウルやプサン
のような都市部には、夜の店がありそうだが、なさそうだ。
ただ、カラオケの店が、日本とは全く異なるゴージャスな構え
をしている場合があり、歌舞伎町のような夜の店の機能を果た
しているのかもしれない。もちろん日本と全く同じカラオケ店
も多いが。
台湾にも、夜の店はなさそうだ。台北のような都市部には、
夜の店がありそうだが、なさそうだ。
あ、台湾が全く分からない。なさそうだとも言えない。
時を戻そう。何人か知り合いがいるが全て女性だし、夜お酒
を飲みに行くこともないので繁華街の夜を実は知らないのだ。
周りの国で、歌舞伎町のような猥雑な社会環境はないので、
日本独自のコロナ対策のアプローチをしなければならない。
フィリピンやタイでは、どのような対策をとっているのであろうか。
タイの教授に、今日中に聞いてみよう。