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大学教授キョトンCブログ!!
本日は、ソウルを南から北へ。
日向ぼっこする仁寺洞のチング4人
本日は80歳の夫が75歳の認知症妻を在宅介護している
ケース
と
69歳の妻が80歳の認知症夫を在宅介護しているケース
を<しっかり>インタビューした。
前者は、療養院内で、後者はカフェでそれぞれインタビュー
させていただいた。
どちらのケースも、インタビューしやすい<優しい雰囲気>
の中で、1時間から1時間20分程度お話をうかがった。
事例研究は難しい。
何故ならば、スタンダードがないからだ。
全て個別的な出来事である。
その中で、ある程度共通する因子を見つける
ことが重要であるが、<ある程度>がついて回る。
頭の中で、<因子分析>のようなことをするのだが、
統計的な基準が、事例分析にはないので、
<主観的判断>にならざるを得ない。
職人芸の要素が強い。
研究方法の限界性のことより、
今は、いただいた多くの情報をどうまとめるか、
そのことを心配する方が先であろう。
ソウルを西から東へ、横断。
鐘路3街駅から1号線でソウル駅まで行くのが、なかなか大変。
長い距離を歩き、何度もエスカレータで上がる。
ソウル駅から空港鉄道で金浦空港へ。
金浦空港からゴールドラインで5駅。
ゴールドラインは2両編成。最近できたらしい。
カフェで、介護者の方とご紹介いただいた認知症家族の会
代表のお若い方同席で、インタビュー。
その後、お食事。
写真を撮って、車で駅まで送っていただき、地下鉄で東へ。
社会サービス院在宅ケアセンターへ。
そこでは、介護者の方3名にインタビュー。
介護保険を利用されているケースと利用されていないケースと。
めっきり記憶力が減退しているせいで、トンチンカンな質問を
1回してしまう。
高齢者が高齢者を介護するケースが、研究対象なのだが、
なかなかそのケースでインタビューに応じてもらうことは難しい。
しかし<ビジネスケアラー>へのインタビューが出来たので、
これはこれで価値のあるインタビュー対象でR
社会サービス院の会議室は、17時までに終えなければならな
かったので、ちょっと焦ったが、何とか時間内に終わり、
最後は写真撮影。
今回のフィールドワークで昨日が最も過酷なスケジュールで
あったので、無事終了し安堵。
本日も2ケースのインタビュー。
ガンバルンバ。