2014年に「NHKスペシャル 出雲大社 オオクニヌシの謎」という番組があったそうです。3本くらいあって、私はそのいくつかを見たんでしょうか。
その中で気になるアニメーションがありましたが、それが誰の作品なのか、そこまで突き止められてなかった。ただ面白い、不思議な浮遊感だなと見ているだけでした。
それが先日、NHKのBSプレミアムで、新風土記「古事記への旅」という番組の再放送を見て、やはり、これは加藤隆(かとう・りゅう)さんのアニメーションだったのだと、ようやく気付くことができました。
遅すぎでした。
2019年の初めだったのか、NHKのみんなのうたで、米津玄師さんの「パプリカ」という歌が取り上げられました。そこにアニメーションが使われていて、それでどうしても知りたくて、やっと加藤隆(かとう・りゆう)さんにたどり着いて、ネットで見てみたら、2004年からアニメのお仕事をされているし、独特の作り方で、すごいなあと思ってたんですけど、その人は、もっと前からいろんな仕事をされていた。
この浮遊感、独特の色づかい。
この疾走感、人恋しさ。
この古典的な味わい、そういう人だったのか。
ネットから借りてくるんじゃなくて、ちゃんと彼の展覧会とか、作品集とか、買わなきゃいけないなと思いました。
たぶん40はいってないと思うけど、いろんな若い力が出てきますね。こうい人を応援しなくちゃ! と思ったところでした。
2014年の番組の再放送はないだろうから、オンデマンドで買いなさいということなのかな。それは貧乏な私には無理だから、何かチャンスがある時を待つことにします。アンテナを高くしなくちゃ!