近ごろは、ちっとも遠出しません。世の中的には緊急事態を解除せよ、とかなんとか言ってるみたいだけど、私んちはずっと自粛です。
そりゃもう、お金がたまってたまって、困ったなあと悲鳴を出したくなるくらい、お金を使いません。「たまって」というのは虚しいウソで、もらってるものが少ないので、つつましく暮らしてるだけです。情けないなあ。
でも、たまにはお酒を買ったり、お菓子を買ったり、百円ショップでボールペン買ったり、贅沢することもあるんですよ。また、ウソ書いちゃった! ウチが贅沢できるわけなかった。何となくストレス発散のお買い物、やむにやまれずのお買い物、というところかな(ウソばっかり書きたくなるお年頃?)。
松阪市から、津市の山奥の美杉町の伊勢奥津まで走る名松線、この沿線で写真撮るのは好きだったんですよ。最近はちゃんとしたものが撮れてないけど、季節の花が咲いてると、それはもう心が浮き立つんでした。
そこに何度か行かせてもらった古民家カフェの「はるのん」さん、ブログ友だちになってもらったんですけど、この前、かなり行かせてもらおうという気持ちはあったんですけど、歩いているうちに花粉を浴びて、クシャミがひどくて、こりゃ、お店にご迷惑だなと諦めて、サッサと帰ってきたんでした。
その少し前、行けるところまで、梅林を探して歩いていて、まだ梅林は見ごろじゃないみたいとガックリして、これまた少しだけ知り合いの陶芸の十瑠窯(とおるがま)さんちも通り過ぎて、うちの奥さんがお店をのぞいてくるというもので、そのままダンナさんが出てこられて、前から買おうと思ってた電車の箸置き、パターンが増えていて、名松線カラーの、真ん中にオレンジ色が入っているもの、これが最初だったんですけど、白に青で描いたものと、夜汽車のような箸置きと、三種類に増えていました。これにビックリ! そりゃ、どんどん発展形があってもいいんですもんね!
ああ、困った。全部買おうと思えば買える。でも、それをしてしまうと、もうそれで終わってしまう気がして、一つずつ、編成を増やしていけばいいやと、今回は白に青で描かれた古典的な配色の箸置きにしました。末永くお付き合いしたい気がして、一つずつ増やしていこう、そういう判断をしたようでした。それくらい、仲良しご夫婦さんでした。そう、すぐ奥さんも出てこられたんでした。
それで、また桜のシーズンとか、少しずつ増やしていけばいいのかなと思ったところです。
ああ、サクラのシーズン、もう少しですね。その前に厳しいスギ花粉が舞い散らなくては、そうしないと季節は進まないわけだから、まあ、辛抱して今の時期を乗り越えます。
箸置きだって、お茶碗だって、マグカップだって買いますよ。でも、これを飾る棚みたいなのがいるかな。あれ、また家をゴミだらけにしようという算段ですか。考えなくちゃね!