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今朝はめずらしく散歩に行きました。いつもならつまらない写真をたくさん撮るのに、一枚だけクリの木の葉が一部茶色くなっているのを撮っただけでした。またすぐに消さなきゃいけないかもしれない。あまりにデータがたくさんすぎるようです。
栗の木は落葉するんでしたっけ? するのかもしれないですけど、しないかもしれない。どっちだったかな……。近ごろはボンヤリしているから、何もかもが虚ろになっています。
夜の大河ドラマは、とうとう「刀伊の入寇」でした。1019年のようです。そして、せっかく出てきた松下洸平さんは最後の方で矢で射抜かれてしまいました。何ということでしょう。そういう設定だったのか。頑張ってほしかったのになあ。
道長さんが亡くなるのは1027年の冬のようですから、あと2回でドラマも終わってしまうし、一年しっかり見たのに、とうとう終わってしまうんですね。まあ、仕方がない。来年からは見なくていいし、もう少し勉強したいと思います。
お昼前に、近所の多気町のアートイベントに行きました。奥さんの提案でした。古民家ギャラリー(オーナーの中里和人さんという大学の先生のご実家をリフォームしたそうです)に行ってみました。
そこでいろんなつながりのある人たちの作品が展示されていて、高森春恵さんという人が、木綿でことりを作っておられるそうで、本も出されたんだとか。
関東の人なのに、つながりで三重まで作品を持ってきていただき、ありがたく見せてもらいました。なかなか他にも感心したものはありましたが、一番びっくりしたのは高森さんのことりたちでした。
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伊勢志摩のポスターは、2013年版のカレンダーでした。そういう古いカレンダーの中に、たくさんの古い観光ポスターが使われていた。そういう復古型のもの、いろんなところに使えると思うんですけど、いかに発掘し、権利の問題を乗り越え、活性化させるかなのかもしれません。何もしないと朽ちていくだけの古いものを、いかに今に生き返らせ、現代の人たちに届けるか。ただ復活させただけでは、若い人は古いものには飛びつかなくて、かわいらしいとか、意外とカッコイイとか、現代に合致しないと許してくれない。
でも、何が合致するかは人それぞれで、地道に古いものを生かすしかないのかもしれないです。少しだけ感心したイベントでした。コトリたちは新しいんですけどね。