もうすぐ寝なきゃいけないはずです。ずっとそんな暮らしをしてきましたから、横になって本をかざしたら、すぐにコテッと寝ることでしょう。
本は、とうとう柚月裕子さんの本を図書館から借りてきました。本屋大賞の3位くらいになった作品で、「盤上の向日葵」(2017 中央公論)という本です。
内容は全く知りません。ただ、柚月裕子さんの本を見つけたので、借りてきただけです。買うのはもったいなかった。どういうんだろうなあ。このケチさ。
ホイっと買えばいいんですけど、もったいなさが先に出てしまいます。もしつまらなかったら、またブックオフに持っていかなくてはならない。言うのは簡単だけど、なかなか持っていくことができません。読まない本がただでさえ多いのに、また増えたら、それこそうちの奥さんはカンカンですからね。
せいぜい借りてきた本を読もうと思います。
秋にはなっています。今日は、エアコンの部屋で寝ないと決めました。この暑さを乗り切ろうと思います。
それにしても、停電の世帯をあんなに何万軒も放置するなんて、あれこれ理屈はつけてますけど、よっぽど電力会社も、自治体も、仕方ないなあで済ませているんだろうか。命がかかわるのに、世の中も小さく結果だけは報告するけれど、あまり知らんぷりです。内閣改造よりも、報道しなくてはならないことが本当はたくさんある気がします。
除去できない放射線物質の入った水、これは海に放流するしかないと環境大臣が語った。まさにその通りなのかもしれないけれど、それはサラリと流して、漁民の方だけが心配しているという報じ方です。
そうではなくて、世界が日本のやり方を見ているのです。おそらく日本政府は、海に放出しても仕方がないという判断に至っていると思われます。
それを世界に報告するのか、知らない間にこっそりやるのか、それはわからないけれど、たぶん、やってしまうのでしょう。
韓国や、中国、ヨーロッパなど、日本政府のやり方に反対するでしょうし、合衆国は見て見ぬふりでもするのかな。
そして、ふたたび放射能まみれという噂は広まり、世界から取り残され、邪魔者扱いされることでしょう。
どうしたらいいんだろう。海に流してはいけないから、地中何万メートルも穴を掘りますか。そんな不経済なことはしないかな。
宇宙に放置、それもお金がかかるなあ。もう、海しかない。そして放射能検査をして、人体に影響はないと政府のお墨付きでも与えるのでしょうか。
放射能のこと、今さら話題にしても、ニュースで視聴率が取れないのでしょうね。みんながどうでもいいことだと思っていますから。もうみんな忘れようとしているし、見ないふりをしていますから。
大事なことは報道されないことになっています。つまらない、どうでもいいニュースだけがあふれ、私たちはあまりにどうでもいいので、そういうことに心を動かさない訓練を日々続けています。
どうにもならないことを解決していくことが、人間に課せられたテーマなのに、その使命を果たしていない気がします。
ああ、どうしたらいいのだろう。
電車の写真を載せましたが、何も関係ないことばかりでした。