甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

秋の夜になりました!

2019年09月13日 22時49分21秒 | 草にうずもれて

 21時半に帰ってきました。お仕事があれこれあったんですね。遊んでいたわけではありませんでした。ちゃんとお仕事してました。

 帰りに、お月さんはチラッと見えたのだけれど、すぐに雲に隠れてしまいました。ああ、満月は見えないようです。

 途中で、中くらいのシカが道路の真ん中に倒れているのを見つけました。シカは、お構いなしに道路を横切るし、立ちふさがる時もあるので、暴走するクルマにはねられてしまったのでしょう。少しだけ引きずられていたようです。祈るのも忘れて、ボンヤリ横を通り過ぎました。よく見えなかったのもあるでしょう。何かの影があると近づいていった状況でした。

 そして、もうしばらく行くと、中くらいの、まだ若い感じのイノシシが、「この坂を上って、畑とかそういうところをまわるんだ」という瞬間を見ました。

 イノシシたちも、活発に動いているようです。二百万に満たない三重県よりも、少しだけ人口の多い岐阜県、こちらでは、ずっと続いている豚コレラの影響で、半分以上のブタが処分されたそうで、岐阜県の豚コレラは終息しそうにありません。何十万というブタさんが「処分」で、穴埋めにされたことでしょう。そうするしかないのでしょうか。

 もうこうなれば、野山にワクチンをまき散らし、イノシシが豚コレラにならない対策を立てる、ということでしたが、それでも、イノシシたちは、人間の想定を越えて、あちらこちらに進出して、もうしばらく続くのかもしれません。

 人間の営みを野生は乗り越えようとする。人間も野生の一種で、ムチャクチャあちらこちらに出没し、自分たちのやりたいように生きています。それがぶつかるのは自然なことなんだけど、環境に合わせるとか、環境をある程度守るとか、そういうことも必要でしょう。ブタやイノシシたちは、環境を変えるまでではないのではないかな。シカは、生態系を変えてしまうとか、そういうこともあるみたいだけど。

 何が言いたいのかというと、もう自然の暴走は始まっている気がします。

 もとはといえば、それは人間たちの環境破壊でした。いろんな破壊をして、人間たちが思うままに地球の形を変えてきたつもりでした。

 何千年の間に、野生生物やら、植物やら、この世から消えてしまったものが数限りなくあったと思われます。爆発と絶滅です。

 サンマは、どこにでもいるサカナではあったので、上下の波を繰り返しつつ、適当に存在するだろうとタカをくくっていたら、どんどん獲れなくなりました。しかも、よその国が、国際海域だからということで根こそぎサンマたちを拉致するものですから、太平洋をフワフワしていたはずのサンマたちは、どこにも住めなくなりました。

 あと何年サンマを食べられることか。

 日本海ではサンマは獲れないのだから、太平洋から姿を消したら、もうおしまいでしょうか。

 真珠の養殖国内生産ナンバーワンの愛媛県と、ナンバースリーの三重県(ナンバーツーは長崎でした。みんなリアス式海岸で、入り組んだ湾があればいいのかな?)で、母貝となるアコヤガイが大量死滅をしているそうです。理由はわかりません。今調べているところです。

 何らかの結論は出されるでしょうけど、結局は、環境破壊が知らず知らずに進んでいるのかもしれない。アコヤ貝たちは、「暑いし、しんどいし、真珠なんて作ってられないし、海の中の囲われ者にはなりたくない」と思ったのかも……。

 ああ、イノシシ、サンマ、アコヤガイ、もっといろんなところでおかしくなっている生き物たちはいるはずです。

 人間たちは、欲望のおもむくままに、永遠に地球はあるものとして生活しているけれど、やがては地球が人間たちをこの地上から追い出してしまえと、動きだしたりしたら、過去の恐竜たちのようになる可能性もなくはない、という気もします。

 巨大台風、線状降水帯、連続する地震、もう日本列島はどうなるんでしょう。

 せめて、お月さまでも眺めて、ボンヤリしてみたいです。

 でも、明日から大阪です。明日の朝、おくの細道をやれたらやります。

 涼しい風が吹いてきます。とても気持ちがいい。でも、これも束の間のことです。すぐ違う天気になっちゃうんだよな。

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