甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

ずっと続けられること

2020年11月28日 06時42分16秒 | ザンネン日記・身辺雑記

 昨日の朝、時間があったのでパソコンを開こうとしました。最近、うちのパソコンはしばらく真っ暗になって、うーん、うーんと静かにうなってから、ついせっかちな私が、早く起きろとエンターキーやら、マウスやら、カチカチすると、モソモソと起きるんですけど、昨日はそれをしたのかどうか。

 しばらく、スイッチオンにしたまま、ぼんやりしてたんだと思います。

 真っ暗な画面と、真っ白のキーボード、アルファベットは関係ないから、キーボードの「かな」を見ていました。

 全く規則性がなくて、ボクはこのキーボードで何ができるんだろうと、怖くなりました。あまりにそっけない感じがしました。

 それで、勇気を振りしぼって(?)この上で、自分が思い浮かぶ文を目で追うことにしました。

 「パソコンを打つ」「こんにちは」と、でたらめな言葉をキーボードの上で目で追いかけることができました。不思議でしたが、私の指たちはやっていることでした。目と指はある程度連動しているみたいでした(残念ながら、手足の指はどこかにぶつけてグダっとなることが多いんですけど)。ローマ字打ちの人たちは、ちゃんとアルファベットを脳と指で記憶しているんでしょうか。みんなそれぞれ工夫してやってるんですよね。

 私は、目と指の共同作業でどうにか毎日打ち込めています。アルファベット打ちよりも、かな打ちの方が浮かんできた言葉をそのまま打てるから、こっちの方が思いつきを文にできる、とか言い訳しながら、面倒なひらがな打ちを続けてきました。

 1985年にカシオのワープロを買ってからずっとのかな打ちです。長いキャリアだと自慢してますけど、大したものではありません。何しろ私のつまらない思いつきだから、文は軽いし、中身がなかった。

 ほら、すぐ自嘲する。自虐ネタをしても、何にもならないです。

 そうですね。とにかく、キーボードを眺めて、少し怖くなったというお話でした。


 そうです。カシオから、NECの文豪に行ったと思うんですけど、これは奮発して買ったから、何と文豪様にはカバーも付けてもらいました。結婚したばかりの奥さんがワープロをデザインした刺繍もしてくれて、そのディスプレイにはなんと「LOVE」と書かれてあって、誇らしげにワープロさまは鎮座していた時代がありました。90年代はずっとワープロで、2000年代、21世紀になってから、パソコンに変わりましたっけ。

 だから、私の文書たちには、世紀のはざまのところで断絶があるんですけど、でも、どうせたいしたことは書いてないから、断絶してても問題はないんです。

 中国の歴史と、徒然草と、芭蕉さんと、ミシマさんと、何人かの作家さんたちは、ずっと私が追いかけ続けてきたことなのかな。いや、これも付け焼刃という気がします。ムラッ気いっぱいで、断続的でした……。

 ずっと続けること、今からでも遅くないから、細々と続けていきましょう。そして、昨日も書きましたけど、自分の生き方を見直していきたいです。何がしたいのか? パソコンでボソボソ言うことも楽しいのだけれど、本当はもっと違うことではないのか、それは分かりません。

 小さい時からずっとそのことをやり続けて、それで何かをやり遂げた人、それはすごいことだけど、それがすべてではないですから、そこが人生の難しさです。

 マラドーナさんも、世界一になった。まだサッカーと関わりがある。富と名声も手に入れた。けれども、生活はしていかなくてはならなくて、お酒も飲んだり、気分を高める薬も飲んだりしたんでしょうか。それが生活、人生というものなのかもしれないけれど、それはどうコントロールすればいいのか、難しかったのかもしれません。

 生活かあ。生活、自給自足したいけれど、田んぼを持ってないしなあ。とにかく、自分で何か、人のためにものを作ること、したいんですけど、私に何が作れるというんでしょうね。今から考えるなんて、少し遅いけど、彫刻? 作陶? ねんど細工? どれもお遊びだし、簡単なことではないな。もう闇雲にやるしかないんですけど……。

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