甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

玉城町と擬革紙、大賀ハス

2014年09月06日 22時21分55秒 | 三重・熊野さんぽ
 妻の知り合いの方は意欲的な人だそうです。その活動の一つとして擬革紙の復活をされているということでした。いろいろとチャレンジしている方だそうです。


 玉城町というところで発表会は行われていて、お城の下までまず出かけてみました。お城の中に中学校があって、この日は体育祭の真っ最中でした。次から次とお客さんがお城に向かっています。お城の上の方からは運動会の音楽とアナウンスが聞こえます。


 さて、擬革紙です。お伊勢さんは神域だから、獣の皮で作られたものは避けた方がいいんじゃないかと、紙の加工で皮製品同様のものが作れないかと工夫・努力して、タバコ入れや財布などを作る人が三重県にいたそうです。けれども、そうした面倒な文化は廃れてしまっていました。

 今でも擬革紙を扱っているお店があったそうで、そこを拠点に大学生や地元の人たちが共同で、擬革紙の文化を復活させようというのです。とても地味な作業です。その発表会が玉城町の村山龍平記念館の奥書院というところでやっていて、奥さんと行きました。この奥書院という建物は、田丸城にあった建物を移築したそうで、少し立派な建物でした。

 擬革紙は、それは伝統工芸の紙製品で、帽子や箱、名刺入れ、どれもすてきなものでした。ただ、伝統のあるおしゃれなものはお値段が高くて、私のようなケチくさい人間には、関係のない高価なものの世界でした。残念でした。まあ、見るだけですね。




 城跡はなかなか歴史を感じさせる田んぼの中のお城です。外堀にはよみがえった古代のハスが咲いていました。8月上旬までが花のシーズンで、ほとんどは枯れていたのですが、日かげのところだけに少し花は残っていました。帰りに近くの産直に行き、食材を買って帰りました。かかしのコンクールもやっていて、私は忍者のかかしに一票です。妖怪ウォッチのもありましたが、あざといですね。


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