今もそうですけど、夕暮れのトワイライト時間が広がっています。あともうしばらく光はあるかな。ほんの少し打ち込んで書いていたら、真っ暗になりそうです。
ラジオをつけてみたら、N響のラヴェルの「クープランの墓」の管弦楽版です。私はどちらかというと、ピアノ版が好きなんだけど、いちいち文句を言うことはないですね。
午前中は、近所の図書館の除籍図書をもらいに行きました。着いた時には、もう始まっていて、若いお父さん・お母さん・お子さんたちが買い物かごに溢れるくらいに詰め込んで獲物を眺めているのが見えました。
ものすごくたくさんもらったのはわかったけれど、そういうのをすぐそばで見せびらかさないで欲しいなとは思ったのですけど、まあ、ひがみですね。私は絶対にこの若い子育て世代の人たちと重ならないはずです。でも、そんなのは見たくなかった。
そして、結局自分も、旅と歴史関連の雑誌みたいなのをたくさんもらってきました。ひとのことは言えないくらい浅ましくもらいまくりました。
私は、どこかに行きたい気持ちを抱えています。でも、花粉症で、午前中、ほんの少し外に出ただけで不調で、すぐに眠くなるし、気力がありません。たぶん、どこにも行かないで地道に仕事するか、実家にでも行くか、何もしないでグズグズするのが体としては楽なのだと思われます。
本でも読めばいいんだ!
それなのに、外に出たいし、庭仕事もしたい。散歩も行きたい。写真も撮りたい。電車にも乗りたい。お酒も飲みたい。
でも、すべて禁止かもしれない。この矛盾。引き裂かれていますね。仕方がない。何だか短歌でも作ってみるかな。
1・虫たちを呼ぶため匂う梅の花 時差で盛りを家ごとに見せ
2・タチバナは昔の人の香りして 梅は今の自分を問うかのようで
3・梅の花赤やピンクや白混ざる 理由は不明ただ自由に咲いてた
4・小学校の校歌校章の梅の花 道真さんにつながる夢か
5・ハチにハエ ヒヨドリメジロ スカシーバ いろんな生き物梅を訪ねる
6・梅の木を見あげて思う 実のあとのわがまま剪定したその樹形かな
梅と恋を結ぶ歌なんてできないですね。古今集とか勉強しないといけないな。お粗末の梅短歌でした。