今朝、奥さんが出ていく時、目が覚めたんです。でも、「ちょっと待って!」と声を上げることができなくて、そのまま寝てしまっていました。
ああ、三日連続ってできなかったんですね。奥さんはちゃんと毎日7500歩を目標に歩いているようです。大したもんだ。
仕方ないから、この四月の末、スマホにメモした五七五を載せてみます。
たぶん、大阪でたまたま見たオジサンがそうだったと思われますが、大阪から三重の家に帰る途中で道路警備の人たちを目撃したようです。
1・日焼けした道路警備さんシッポ髪
またただのスケッチ五七五しかできてないなあ。そこに人生ドラマを読み込まなきゃいけないのに、ただの外見だけしか描けていなかった。
2・老い杉に藤の花ふさ咲き乱る
帰りの近鉄で、杉の大木が見えて、その木の四方八方に藤の紫の花がついていて、まるで杉の花のようでした。少しバランスが悪いというのか、杉の木のシルエットに藤の花は合わない気がしたけれど、それは藤さんの都合なので、まあたまたま気に入ったのだから、それでいいのかと思ったり、自然に対して不平は言わないことにしました。普通の藤の花なら、下に垂れ下がるだけなのに、たまたま見たものは、木の姿からはみ出す花たちでした。
3・縄張りを守るウグイス五羽の子持ち
ウグイスは一夫多妻制だそうで、縄張りの中にメスが何羽かいるそうです。メスは巣を作り、子育ても一人で行う。夫は自分の縄張りを見張りながら、ホーホケキョなどとさえずっているだけです。ちゃんと守れてなかったら、メスは他のところに行ってしまうし、のん気そうに見えてあれでも大変なのだというところでした。
4・まだ四月エアコンガンガンの市バス乗る
これもそのまま、日記の五七五です。スケッチがいつかちゃんとした五七五になればいいけど、まあ、私は無理かもしれない。とにかく、大阪の市バスのエアコンには救われる思いでした。エアコンがなかったら、四月なのに苦しかったね。
さあ、これで最後です。
5・外でするオシッコたのしお座敷犬
犬種は忘れました。オスかメスかも憶えていません。ただ、道ばたでオシッコする犬のうれしそうなこと、恍惚感を見て、「ああ、楽しいんだろうな」と思っただけです。まあ、余計なお世話です。