各地でサクラの開花が言われています。どうしてそんなサクラに大騒ぎするんだよ、と言っている私が一番ハラハラしている。もう落ち着きをなくしています。
昨日、おとつい、あんなに雨も風もたくさんだったから、桜の花は吹き飛ばされたのではないかと心配でした。
それで、お昼にのぞいてみました。
先客は一組、その人たちがいなくなってから、もう風はそんなに吹かないし、どうか太陽が降り注いでおくれと虫のいいことを考えていましたけど、ずっとくもったままでした。
あと二、三日は大丈夫そうです。
雨のせいでずっと下ばかり見させられていた花たちは、あと少し太陽が出たら、パーッと輝こうとしているみたいで、もうしばらく待機中という感じでした。
この前までへたくそだったウグイスも、少しだけ歌が上手になっているし、この前輝いていた梅たちは、もう元気を失っていました。
いよいよ今年の春がやってきます。私の花粉症も、ピークは過ぎて、あとは何とかノドに炎症が残らないようにするだけです。
あまり期待はしていなかったけれど、こうして「さあ、咲きますよ。青空の下で見てね」という自信満々の姿を見せられると、そうか、ボヤボヤしていられない。私も、少しは何かしなくちゃ、もっとまわりの人に働きかけなくちゃ! とか前向きな気分になってくるじゃないですか。
逆光に照らされる花たちも、光の中で短い瞬間を楽しんでいるじゃないですか!
そうだ。花を咲かせ、葉を実らせ、光を浴び、虫たちを助け、夏を乗り切り、秋を迎え、寒さに凍え、ふたたび輝く。
そういうこと、私たちもしなくてはいけない! そんな気持ちになりました。
夕方、帰ってくる時、どうにかラジオでお相撲の結びの一番をどうにか聴くことができて、なんと栃ノ心は全勝中の横綱・鶴竜にがっぷりとぶつかり、上手を取って、しっかり力で寄り切ったみたいでした!
ラジオで聞いてても、感動しましたし、殊勲インタビユーも彼らしい、飾らないそのまんまのことばで、今場所はケガで調子が出なかったけれど、来場所こそ、また楽しみじゃないですか。白鳳も、なぎ倒して、ふたたび優勝してもらいたくなりましたよ。
サクラと栃ノ心関に元気づけられている私ですね。もちろん家族にも支えられ、家族こそ私のベースなんだけど、家族を大事にして、明日に向かっていきます。
サクラは? とにかく、くもりだけど、ソワソワ、ワクワクしたんです。