何だかモヤモヤするものを描かなくてはと、変な使命感に燃えていました。
かなり昔に描いたものです。
古典的なオバケしか描けていなくて、イメージの貧困さを露呈しています。
そりゃ、私にはそんなにたくさんイメージがあるわけではありません。
もっと毒々しいのも描きたいけれど、現実の世の中の方がはるかに毒々しくむごたらしいので、私の画力ではこの世のエグさを表現することはできません。
オバケの世界でも、ありきたりのオバケしか描けていないのです。
ああ、こんなに貧困なのに何をしようとしているのか。
とりあえず、日常的な世界から少しずつ書いていくしかありません。ありきたりの日常を見つめる中で、取り出せる美しさを見出さなくては!
と言いつつ、変てこな小細工はいろいろとしていくので、また、変てこな絵を描いたらアップします。
もちろん私は、へたくそな絵を描きたがりなので、せいぜい小さな世界でモゾモゾしていきます。壁は破れないかもしれないけど、続けていくしかありません。
いつか新しい世界が見えるまで!