甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

わたしも帰ろう、自分のおうち!

2023年01月18日 21時18分39秒 | 空を見上げて

 阪神淡路の地震から28年が経過したそうです。その時、幼児だった子はもう立派な大人になっているらしい。新聞でも、そうした過去を振り返りつつも、前を向いて生きて行こうとしている若い人たちを取り上げていました。

 簡単なことではないし、その時に大人だった人たちは、何年経ってもあの時の経験は消し去ることはできないでしょう。それほどに大きなものだったと想像します。私なんかがいくら想像したって、たかが知れていますが、あの時、朝のニュースで燃えさかる神戸の街を中継していました。信じられませんでしたけど、時間が来たら私はお仕事に出かけたんでした。

 大阪の実家は、とりあえず大丈夫だったということだから、とりあえず安心したけれど、実はそんなものではありませんでした。たくさんの人たちが、家族をなくしたり、必死に戦ってたり、救いを求めていたりしたんでした。

 でも、どうすることもできず、とりあえず、仕事に行きました。この年は、3月にもとんでもない事件が起きるし、21世紀の混乱を先取りする、未来を知らせてくれる年だったのかもしれませんが、そうとは知らず、私は目先のことに追われていました。



 アメリカで飛行機テロが起きた時も(2001年)、その後にアメリカがアフガニスタンやイラクに侵略した時も、大変なことが起きたとは思ったものの、とりあえず仕事に行きました。オリンピックがあろうとも、韓国で大変な事故が起きようとも、ワールドカップのサッカーがあったとしても、東日本大震災の時は、あの時はお仕事していて、ふと気が抜けた昼過ぎだったから、仕事場で茫然としていましたけど(2011年)、私はとりあえず、目先のことをしようとしていました。

 みんな、そうしているし、自分もそうするべきだと判断したのでした。けれども、時間を見つけて、自分がその渦中に飛び込むくらいのことをしたらよかったのです。

 今となっては、まるで役に立たないだろうし、みんなの足手まといになるかなと、そちらの方が気になります。でも、それはやめておきたいことへの口実なのだと思います。やろうと思えば、休みを取って、飛び込むべきです。

 そういう生き方を今まではしてきませんでした。これからは、やれるかどうか自信はありませんが、混乱と災害がつづく私たちの社会では、誰かがとりあえず仕事ではなくて、とりあえず気になる方へ何かをしてみる、その一歩が大事なのだと思います。

 思ってるだけじゃなくて、これから、仕事をほっぽり出して、とりあえず駆けつける機動性を身につけていきたいです。気持ちだけでもそうありたいです。

 でも、なんでもない時は、しっかりお仕事して、サッサと帰らなくてはなりません。今日は少し歩くのを頑張ったらしくて1万7千歩あるいたようです。そんなに歩いた感じはありません。でも、少しだけ痩せました。そういうことですね。気持ちがあれば、何だか少しずつできるかな。頑張りたいです。



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