うちの奥さんがウォーキングを始めました。私が仕事に行く時に反対側をスタスタ歩いて行く後ろ姿が鏡越しに見えます。
「ああ、スタスタ歩いているんだな。偉いなあ。」
というんで、私も少しだけお仕事先のまわりを歩いてみたけれど、すぐに汗だくになって、とても贅沢な時間ではあるけれど、これは冬にやらなくてはならなくて、夏にしてはダメだと実感しました。曇ってても、少し歩いただけで汗はかくし、くたびれるし、もう明日からはしないことにします。
贅沢なことをしていると、どこかにヒズミが出るもので、今日も一日ずっとくたびれたまんまで、夜になっても元気は回復しません。
今夜も多分眠れないから、明日もボンヤリ過ごすのでしょう。せっかく酔っぱらっているのに、ムダに時間が過ぎていくばかりで、あまり有効に過ごせないから、もう寝た方がいいかもしれません。
もう何もかもなし崩しで、すべて無責任なふうに進んでいくから、際限なくだらしない気持ちです。
何をというと、それはもうきりがないけど、一番のなし崩しはオリンピックでした。もう開催すると決定したみたいです。国民の意志はそこにはありません。やむにやまれぬ事情と、利権とあれやこれやで、人々の気持ちは置いてけぼりです。それでいいわけはないと思っている人もいるはずだけど、だれもそれを止められない。
責任ある仕事をしようという人はいないし、それをするにはものすごくストレスフルだろうし、抵抗勢力はいっぱいいるし、あと1ヶ月だから、絶対するでしょう。でも、ウガンダの8人くらいの人たちが入国しただけで混乱している現状ですから、何万人の人々が押し寄せたら、簡単にパンクはするでしょう。
それがわからない、イメージできない、考えたくない人たちが一杯だなんて、とても不幸な現状です。
私は、テレビも見ないことにします。もともとそうだったけれど、今回のことで決定的にそうなりました。パリも、ロサンゼルスも、ブリスベンだったかな。もうすべて見ないことにします。どうせ私には何にも関係がありませんから。
よそんちのルドベキアは大きくて、とても立派でした。もう夏が来ているお庭だってあるんですね。オリンピックだってすぐだし、すぐに終わるでしょう。でも、後が心配です。パラリンピックこそ、とんでもない状況になって、中止にするかもしれません。
だったら、それは仕方ないかと、あの人たちは切り捨てることもできるんでしょう。なんといい加減で、なんと冷たい人たちなのか、もう恐ろしくなるくらいです。
たくさんの犠牲者を出すことを平気で押し進める人たち、そう、何か月か前、「オリンピックのためには犠牲になるのも仕方がない」とか発言したIOCのえらいさんもいました。奴らも同類です。とんでもない奴らにカモられてしまった。奴らはとことん食いちぎるまで食い下がるし、取れるものはすべてもぎりとって行くんだろうな。恐ろしいことです。いつか、IOCなんてくそくらえ! という声が起きないとダメだなあ。