昨日、二見しょうぶ園を見た後、奥さんのオススメで河崎のぽらんに行くことにしました。めざすは古本屋さんで、もう半年以上のご無沙汰だったのだと気づきました。
去年の秋、伊勢の河崎ではじめての一箱古本市というのがあって、将来は古本屋さんになる夢を持っている私は、奥さんと参加したんでした。
結果はサンザンで、自宅の読まない本を持ち込んだら、だれも見向きもしてくれなくて、半日徒労に終わってしまったんでしたっけ……。知り合いにあったらどうしようと言い訳まで考えていたのに、知り合いどころか、お客さんも、お店仲間ともほとんど交流しないで、せっかく私の持ち込んだ「翔ぶがごとく」全十巻の文庫本を買ってくれた学生さんとも、あまり話さないでしまったのでした。
ああ、私は客商売は向いてないですね。これでは、店がつぶれてしまうなあ。まだお店はないけど……。
そんなこんなで、反省ばかりして、伊勢には近づかないことになってしまった。それにサミット騒ぎで、全く行く気を失っていた。
それをNHKさんは先取りして、4月頃にタモリさんを連れてきていたみたいでした。そのころには伊勢の街も余裕があったんでしょうね。十分に対応できていた。いつもならそのまんまの古市の旅館の麻吉(あさきち)の奥さんも、少しだけおしゃれして出ていました。
もう古市街道をクローズアップして、昔の精進落としの話になると、どのテレビ局も麻吉旅館に取材に行くし、もう型どおりで、三重テレビなんかはしょっちゅう取り上げているものでした。
だから、地元にあるよくある話を、NHK版の全国に流してもおかしくないような映像と、型どおりの展開で見せてくれていました。だから、志摩地方で1回、伊勢神宮で2回の計3回を費やすほどのものはなくて、それを無理して拡大したような感じはありました。
とはいうものの、コンパクトに、この地方の地形と文化をおさめたモノとしてはそれなりにおさまっているし、これはこれでいいのかなと私は見ていました。録画はしたので、DVDにでも残すことは可能です。
とはいうものの、最近はDVDに録画するのも面倒で、時間が経ったら消してしまうかもしれない感じです。
私は、近江アナウンサーが福岡から東京に出て来たのもビックリというか、予定通りというかだったのですが、まさか桑子さんのあとで「ブラタモリ」を担当するとはこれまたビックリでした。その近江さんとタモリさんが、素直な気持ちでお伊勢詣りしてくれていて、三重県にはお伊勢さんしかないし、そのお伊勢さんは、よくよく見ると、なんでもないところで、その何でもないところをずっと守り続けて来た不思議な人たちが三重県ということになるでしょうか。
その何でもない伊勢で3本の番組を作ってくれたんだから、私はNHKさんに感謝しています。番組そのものには新鮮みはなかったけれど、タモリさんが来てくれるところとしては、ここしかなかったのです。熊野古道はあまりに広大で、しかも平地がないです。取材しようとしても、熊野三山はすべて和歌山県だし、三重県はそのおこぼれをもらっての世界遺産なのです。
だから、タモリさんは、熊野の取材があっても、三重県には寄らないでしょうし、とにかく唯一のところで作ってくれたので、少しだけサミットに感謝ですけど、内容は、ぜひ伊勢に行きたいという魅力的なものではなかったような気がします。少し使い古されていた。
というわけで、タモリさんも歩いた河崎の町。ここにポランという古民家を古本屋さんにしたところがあって、時々は行くんですけど、昨日も久しぶりに訪ねて、結城昌治さん(軍旗はためく下の作家さん)の俳句と昭和史の本を買いました。読むかなあ。読まない気もしますね。まあ、せいぜい頑張ります。
去年の秋、伊勢の河崎ではじめての一箱古本市というのがあって、将来は古本屋さんになる夢を持っている私は、奥さんと参加したんでした。
結果はサンザンで、自宅の読まない本を持ち込んだら、だれも見向きもしてくれなくて、半日徒労に終わってしまったんでしたっけ……。知り合いにあったらどうしようと言い訳まで考えていたのに、知り合いどころか、お客さんも、お店仲間ともほとんど交流しないで、せっかく私の持ち込んだ「翔ぶがごとく」全十巻の文庫本を買ってくれた学生さんとも、あまり話さないでしまったのでした。
ああ、私は客商売は向いてないですね。これでは、店がつぶれてしまうなあ。まだお店はないけど……。
そんなこんなで、反省ばかりして、伊勢には近づかないことになってしまった。それにサミット騒ぎで、全く行く気を失っていた。
それをNHKさんは先取りして、4月頃にタモリさんを連れてきていたみたいでした。そのころには伊勢の街も余裕があったんでしょうね。十分に対応できていた。いつもならそのまんまの古市の旅館の麻吉(あさきち)の奥さんも、少しだけおしゃれして出ていました。
もう古市街道をクローズアップして、昔の精進落としの話になると、どのテレビ局も麻吉旅館に取材に行くし、もう型どおりで、三重テレビなんかはしょっちゅう取り上げているものでした。
だから、地元にあるよくある話を、NHK版の全国に流してもおかしくないような映像と、型どおりの展開で見せてくれていました。だから、志摩地方で1回、伊勢神宮で2回の計3回を費やすほどのものはなくて、それを無理して拡大したような感じはありました。
とはいうものの、コンパクトに、この地方の地形と文化をおさめたモノとしてはそれなりにおさまっているし、これはこれでいいのかなと私は見ていました。録画はしたので、DVDにでも残すことは可能です。
とはいうものの、最近はDVDに録画するのも面倒で、時間が経ったら消してしまうかもしれない感じです。
私は、近江アナウンサーが福岡から東京に出て来たのもビックリというか、予定通りというかだったのですが、まさか桑子さんのあとで「ブラタモリ」を担当するとはこれまたビックリでした。その近江さんとタモリさんが、素直な気持ちでお伊勢詣りしてくれていて、三重県にはお伊勢さんしかないし、そのお伊勢さんは、よくよく見ると、なんでもないところで、その何でもないところをずっと守り続けて来た不思議な人たちが三重県ということになるでしょうか。
その何でもない伊勢で3本の番組を作ってくれたんだから、私はNHKさんに感謝しています。番組そのものには新鮮みはなかったけれど、タモリさんが来てくれるところとしては、ここしかなかったのです。熊野古道はあまりに広大で、しかも平地がないです。取材しようとしても、熊野三山はすべて和歌山県だし、三重県はそのおこぼれをもらっての世界遺産なのです。
だから、タモリさんは、熊野の取材があっても、三重県には寄らないでしょうし、とにかく唯一のところで作ってくれたので、少しだけサミットに感謝ですけど、内容は、ぜひ伊勢に行きたいという魅力的なものではなかったような気がします。少し使い古されていた。
というわけで、タモリさんも歩いた河崎の町。ここにポランという古民家を古本屋さんにしたところがあって、時々は行くんですけど、昨日も久しぶりに訪ねて、結城昌治さん(軍旗はためく下の作家さん)の俳句と昭和史の本を買いました。読むかなあ。読まない気もしますね。まあ、せいぜい頑張ります。