甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

四教科で好きなものは?

2019年11月14日 23時05分44秒 | 私たちの社会・世界

 昨日、お仕事から帰ってくるとき、ラジオを聞いていました。

 今って、放送中にリスナーの人たちからいろんな反応をしてもらえるから、質問を投げかけたり、世論調査みないなものができたりするようで、この時のお題は、

 国語・算数・理科・社会の中で好きなものなあに?

 というものでした。


 先生:それは国語ではないかな?

 私:いや、私は社会の暗記をするのが好きだったなあ。そうしたむやみやたらの暗記がどこかでプイッとつながると、ものすごく楽しいじゃないですか。

 と、孔子先生と話をしている場合ではありませんでした。

 女の子バンドのボーカルの人がメインパーソナリティをやっている番組だから、リスナーも、若い人が多いし、今の若い人はどんな傾向にあるのか、少し興味がありました。

 そして、結果が発表されると、1位はなんと、

 
 なんと、算数でした。理由は、答えが決まっているし、これだ! と答えが出てくるのが楽しい、ということでした。43%の若い人たちが算数を選んだそうです。

 そうか、算数は答えが1つだし、その1つを取り出す魅力があるわけなんですね。知らなかった。となると、答えが見つからないのは、ダメなわけだ。

 2位は理科で23%(くらいだったかな)。これも、答えがハッキリしているのがいい。

 今の若い人たちは、これだという1つの答えを導きだすのに熱心なんだ、知らなかったと、少しビックリでした。

 だったら、国語はビリかな?

 3位は、社会で18%ということでした。ビリは国語で16%くらいになるんでしょうか。

 やはり、あいまいでモヤモヤする教科は、好きになれないという結果になりました。国語って、そんなにモヤモヤする教科だったんですね。

 いろんな答えもありだし、いろんな見方だってできるし、後付けであれこれもっともらしく言えたりもするから、何だかウソくさいし、どこまで行ってもキリがないし、若い人にはあと味の悪い、スッキリしない教科になっているようです。

 そうです。そんなモヤモヤする教科よりも、本をたくさん読むだけで、国語なんて必要ないのかもしれない。でも、肝心の読書は、風前のともしびになっていて、日本の読書文化は衰退したのかもしれません。

 これから、どうなるんだろう。未来は、答えはひとつと決まらない場合はどうしたらいいのだろう。若い人たちは、それでも正解を求めて、他の意見を切り捨てて、一つに決めることを優先していくんだろうか。

 いや、そんなことをつべこべ言わないで、世の中はいろんな意見がごちゃまぜにあるから世の中なんだよ、とだけ言っておこうかな。

 いや、むしろ、一つに決められたら、私みたいなはみ出し者は困ってしまう。若い人たちだって、はみ出すこともあると思うんだけどな。


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