中高年は、船旅や船そのものにもあこがれがあるのに、グーのブログは若者も捕まえようと、中高年向けではないカテゴリーになっています。失敗したら訂正したらいいのだから、編集部の人ももっと中高年の好みにシフトすればいいのに、と思います。
若い人はブログなんかしません。中高年が、どこかに知り合う人はいないかとブログで呼び合っているわけですから、もっとそういう状況をふまえ、中高年の好みに合うようなカテゴリーを作るべきだと思います。というわけで、私の主張は、海やら、船やら、川遊びやらそういうことを集めたジャンルを作ってもらえると、もっとオッチャンたちは喜んで投稿するのに、という思いつきでした。スミマセン。
5年前の仙台から名古屋へ向かうフェリーのすぐ下の波は魅力的でした。同じような形なのに、どれも微妙にちがっていて、船が進む限りずっと波は両脇に広がっていきます。その波の音と波の形に、「ああ、あそこへ飛び込んだらどうなるのだろう」と何度も思ったものでした。もちろん、あんなところへ飛び込んだら二度とこの世を見られないでしょうし、誰も見ていなかったら、それこそ誰もしらない間に海のモクズになるでしょうけど、それは勇気の要ることですので、ただ、「吸い込まれそうな波だ」と感心だけをしていたのです。
渥美半島が近づいてくると、たくさんの貨物船に出会いました。どの船も私が乗っているフェリーよりも小さくて、ゆっくりと仕事をしている。私の乗ったフェリーは、なるべく早く仙台から名古屋につなげなくてはいけないので、割と忙しくズンズン進んでいきます。すべての船たちが後ろに流れていくのでした。
伊勢湾に入ると、ルートが決まっているので、そこを順序よく通行していきます。先行する船は追い抜かすことができず、同じようなスピードで湾内奥深くを進んでいきます。
というわけで、7年使っているケータイの写真を整理しています。5年前に東北旅行の帰りです。お盆に大渋滞をつき進み、2泊3日で岩手まで到着して、帰りは高速を走る気力がなくなってしまいました。そして、フェリーで名古屋まで行くことにしました。太平洋フェリーには三度めの乗船だったでしょうか。
東北旅行の間にデジカメの電池が切れてしましました。普通なら充電を考えますが、私は充電の用意もしていませんでした。何たるウカツなことか! ケータイで撮るしかなくて、5枚撮りました。ありふれた写真だけど、もうフェリーに乗るチャンスもなくなってしまったので、なんだか淋しい感じですし、記念の5枚の写真ですね。
渥美半島の先端に来たとき、伊良湖岬の灯台が「お帰り」と言ってくれてるみたいで、うれしかったのを記憶しています。そんなこともあったんですね。
★ 2015年の夏、柳原良平さんが亡くなりました。トリスおじさんの絵でもおなじみだけど、港の風景が描かれているのが好きでした。
これからも、同じように船が好きな人が現れるかも知れないけれど、人とお酒と船とキャラがいっしょになった柳原さんみたいな人は出てこないかもしれません。好きなことをお仕事にできてしあわせだったんじゃないですか。私も今からでも遅くないから、そういうのをめざしたいです。
若い人はブログなんかしません。中高年が、どこかに知り合う人はいないかとブログで呼び合っているわけですから、もっとそういう状況をふまえ、中高年の好みに合うようなカテゴリーを作るべきだと思います。というわけで、私の主張は、海やら、船やら、川遊びやらそういうことを集めたジャンルを作ってもらえると、もっとオッチャンたちは喜んで投稿するのに、という思いつきでした。スミマセン。
5年前の仙台から名古屋へ向かうフェリーのすぐ下の波は魅力的でした。同じような形なのに、どれも微妙にちがっていて、船が進む限りずっと波は両脇に広がっていきます。その波の音と波の形に、「ああ、あそこへ飛び込んだらどうなるのだろう」と何度も思ったものでした。もちろん、あんなところへ飛び込んだら二度とこの世を見られないでしょうし、誰も見ていなかったら、それこそ誰もしらない間に海のモクズになるでしょうけど、それは勇気の要ることですので、ただ、「吸い込まれそうな波だ」と感心だけをしていたのです。
渥美半島が近づいてくると、たくさんの貨物船に出会いました。どの船も私が乗っているフェリーよりも小さくて、ゆっくりと仕事をしている。私の乗ったフェリーは、なるべく早く仙台から名古屋につなげなくてはいけないので、割と忙しくズンズン進んでいきます。すべての船たちが後ろに流れていくのでした。
伊勢湾に入ると、ルートが決まっているので、そこを順序よく通行していきます。先行する船は追い抜かすことができず、同じようなスピードで湾内奥深くを進んでいきます。
というわけで、7年使っているケータイの写真を整理しています。5年前に東北旅行の帰りです。お盆に大渋滞をつき進み、2泊3日で岩手まで到着して、帰りは高速を走る気力がなくなってしまいました。そして、フェリーで名古屋まで行くことにしました。太平洋フェリーには三度めの乗船だったでしょうか。
東北旅行の間にデジカメの電池が切れてしましました。普通なら充電を考えますが、私は充電の用意もしていませんでした。何たるウカツなことか! ケータイで撮るしかなくて、5枚撮りました。ありふれた写真だけど、もうフェリーに乗るチャンスもなくなってしまったので、なんだか淋しい感じですし、記念の5枚の写真ですね。
渥美半島の先端に来たとき、伊良湖岬の灯台が「お帰り」と言ってくれてるみたいで、うれしかったのを記憶しています。そんなこともあったんですね。
★ 2015年の夏、柳原良平さんが亡くなりました。トリスおじさんの絵でもおなじみだけど、港の風景が描かれているのが好きでした。
これからも、同じように船が好きな人が現れるかも知れないけれど、人とお酒と船とキャラがいっしょになった柳原さんみたいな人は出てこないかもしれません。好きなことをお仕事にできてしあわせだったんじゃないですか。私も今からでも遅くないから、そういうのをめざしたいです。