エジプトに行きたい！ いえ、空気だけ？

　昨日も１日くすぶっていました。頭も少し痛かったのです。でも、夕方、少しだけお買い物に出かけました。産直を２つめぐって、実家の方へ贈り物をしました。ハッサクとか野菜とかですけど……。

　どうして気力が出ないかというと、花粉がすべてのやる気をなくさせます。外に出たら、イヤイヤ何かをしていますが、あまり元気がありません。ハナをかみながら、何かをしているだけで、魂はどこにもありません。

　私の魂はどこにあるのでしょう。しばらくは、本棚のホコリの中か、夜のお風呂の中に置き忘れているのでしょう。お風呂に入っていると、少しだけ魂がもどってくるような気がします。

　夜、寝ていても、あまり魂はないですね。スケベ根性が少しあって、酸素欠乏症で、空気が欲しいだけです。

　寝ている間、空気を吸っていない無呼吸の時間があるみたいで、「あれっ、一生懸命呼吸しているなあ」と、目覚めるときがあります。でも、すぐ寝ている姿勢を変えたら、また無呼吸となるべく、無意識の無魂状態に入ります。

　こんな状態で、あとしばらくは過ごすことでしょう。

　昔は、「春の選抜が始まったら、花粉症は終わりさ」と豪語していましたが、どうもそうではなくなりつつあります。おじいさんのオシッコ然として、いつまでもダラダラハナ水を垂らしているようです。

　でも、４月になれば、マスクをしないで朝家を出る、ということもあり得るので、あと２週間ほど辛抱すれば、それなりに元気になるのです。




　突然ですが、絵はがきコレクションの第２弾は、エジプトの砂漠です！

　どこで買ったのか。たぶん、阪神デパートの古書市だと思われますが、それをいくらで買ったのかとか、メモがあまりなくて、しかも着色絵はがきではないので、いい加減に扱っていました。

　今回、スキャンしようと裏とかを見てみたら、なんと日本製でした。もうビックリです。

　セットカバーの裏に書き込みがあって、「１０．９．３」とあります。昭和１０年の９月３日にお買い上げということでしょうか。となると、もう８０年経過した絵はがきということになりますね。

　平成ということはないでしょうし、そうかもしれない。



　昔の日本人は、エジプトにも、ヨーロッパにも、素直に興味を持っていたでしょうね。



　今の私は、エジプトのカラッとした空気にあこがれてみますが、いざそこに滞在しなくちゃいけないとなったら、埃及（エジプト）の字の通りに、ホコリ（埃）が空気の中にいっぱい入っていて、それが自分に及びそうで、もう空気までもがイヤになるかもしれない。

　まあ、仕方がないので、もうしばらく日本の杉花粉混じり・黄砂もＰＭ２．５も、放射能も入っている空気で我慢しましょう。放射性物質は日本中どこにでもあるし、杉もあとしばらくしたら花粉を出さなくなるでしょう。

　そんなつまらないことを考えるより、まだ咲いてる梅でも見に行こうかな。



　昨日も、伊勢本街道をクルマでゆっくり走りましたが、民家の軒先の梅がステキでした。うちの大事な梅は、太陽を浴びなくなって、花をつけなくなってしまって……、それがかわいそうです。