私たちはどうしてこんなに政府に寛容になったんでしょう。そういうふうに情報操作されていて、その誘導通りに何とも思わないようになっているのかもしれないけど、何が起ころうと「まあ、そんなものだろう」と流してしまっている。
流しすぎなのではないかと、私なぞは思うのですが、わりと世の中はサラリと流していく。
あんなに大変なことがあったのに、土壌改良は済んだのだ、どんどん避難解除だというおふれが出ます。そりゃ、帰りたいのだけれど、本当にそこに住めるのか、だれも信用できない今、だれももどりたくはないだろうと思う。
そして、よその土地の皆さんは、そういうトラウマを抱える人たちを敏感に感じ取って、なんとも意地悪ないやがらせや無神経な発言、イジメ、暴言、かげぐちを行っている。
どうして私たち日本人は、こんなに簡単に他人を切り捨てることができるんでしょう。
これも政府誘導のおかげなのかな。他人のことなど考えない、自分のことに精一杯で生きるのだ、何事も自己責任だという気分が広がっている。政府は、老人も若年層も、1人で生きていけない人はすべて切り捨てるんだからね、という無言のプレッシャーを与えて、みんな他人の苦しみには無関心にさせられている。それよりも自分たちの明日はどうなるかわからないという大きな不安が広がっている。
というわけで、朝日新聞のスクープですね。学校法人にはかなり高度なところからの考えが動いている、だから、ぜひとも実現させねばならないという、この春に話題になったM学園と同じことを四国でもやってたのだと報告したそうです。
でも、テレビも他紙も、ネットもだれも反応していないようです。もうM学園騒動にウンザリさせられて、もっとあちらこちらで強引なことをしていても、ああ、野党もメディアも世論も、結局何もできないで、ただめんどくさいだけと学習させられていて、どんな不正にも不感症にさせられている。無感動で、不正に怒りすら忘れている。ただ諦めだけしかありません。
たぶん、このままウヤムヤで終わることでしょう。もう私たちは憲法も失いつつあるし、シリアやイランやアフガニスタンや、北朝鮮、どこでどんなことが起ころうが、他人事として見るように慣れつつあります。
北朝鮮が混乱しようが、ミサイルで挑発しようが、何も思わないようになっている。
どうしたら、この閉塞感を突破できるんだろう。
ネットでぼやいていても、どうにもならない。
どうしたらいいのだろう。とにかく、新聞読んで、世の中に何か働きかけていきたいです。
M子さまが婚約しようが、そんなの関係ない。おめでたいことだけれど、ご結婚の前に、宮家として女王になれる可能性でも確保して欲しいのだけれど、そういうことは議論されていない。
K子さんこそ、女王にふさわしいのではないか。まあ、それは私なんかがいなくなってからの日本で起こることかな。私には関係ないな。
ぜひ、ふたたび日本でも女王様を戴くようになればおもしろいのにね。
つまらないことを書きました。もっとつまらない苦しまぎれの五七五です。
1・ナンジャモンジャ 今年最初の黄砂来る
ナンジャモンジャはヒトツバタゴという木です。雪のような白い花が咲きます。
2・新緑や 何も変わらぬ私ども
木の花のシーズンは終わったみたいです。
3・親たちのやるせなさありツバメの巣
4・行きどころなくしたツバメの壊れた巣
5・子を思う心は同じツバメたち
ツバメの巣が人からも、スズメからも、壊されているようです。子どもたちは地面で干からびていたとか……。
6・黄砂来るそれとは知らずセきひとつ
7・大切なこと見えやすくする黄砂かな
8・花落ちて藤の木つるとみどりだけ
最近の八句です。苦しいですね。