昨日、久しぶりに名古屋を通って、1年ぶりに静岡の富士市まで行きました。その往復12時間の旅の中で光っているというのか、ものすごい勢いがある町は、名古屋市と静岡市と刈谷市でした。まあ、名古屋はもともと余力がありました。30年前や、20年前でも、今でも、街中に緑はいっぱいあるし、産業も充実しています。大学だってものすごく元気で、名古屋駅の近くに愛知大学もやってきました。都心の中に大学はいっぱいあります。すばらしい!
(人口が)ほぼ同じ規模の大阪市は混迷しています。今の市長さんのせいで混迷しているのではなくて、だれがトップに立っても混迷は続くのかもしれません。計画的にもっと緑を増やして、土地を広々とさせなくてはいけないのに、大阪の人はついケチってしまって、せせこましい町を作り、合理的・節約的土地活用を行い、その結果の低迷です(あべのハルカスみたいな狂い咲きもありますが、あれも苦しまぎれの貧乏くさい土地利用です)。産業もみんな外に出て行き、町そのものは空洞化しています。町中には何もないような気がします。それが残念です。
今の大阪はUSJと周辺地域の工業力を吸収して、なんとか生きながらえています。もっと町そのものに活力を与えなければいけないのに、大学は市内には少ししかありませんし、伝統産業は衰え、伝統文化はないがしろにされ、住んでいる人々は税金は取られているのに、市民サービスにおいては機会あるごとにその都度新たにお金を徴収されて、集められた税金の使い道は、どうでもいいような埋め立て地やら、立派な市営ビルやら、つまらないことにはたくさん投資されているようです。少し大阪に対する不平不満が私の中にあるようですね。でも、これは大阪への愛から、つい言ってしまうことなんですけどね。
とにかく、大阪は少しずつ町を微調整しているようですが、根幹は何も変わっていなくて、しかも行政にポリシーというのか、展望というのか、大阪の町をどうしたいのかというビジョンがないので、大阪の魅力はどんどん低下しているような気がします。まあ、私は大阪を出た人間なので、あまりたいしたことは言えませんが、何か大阪の町が魅力的になってくれたらいいのになと思います。その1つが町中に大学を持つことであり、伝統産業の保護・育成ではないかと思うのですが、まあ、これから大阪がどう変わっていくのか、傍観者として見ていこうと思います。たぶん、無理だと思います。現状維持がせいいっぱいで、何か耳新しい箱物行政ですか? ハーアですね。
それに比べて、名古屋には緑がありました。道がとても広かった。伝統的な産業・ことば・風土をしっかり守っています。新しい文物もどんどん取り入れています。基幹産業もずっとトップで走っています。大学だって、立派なのがいっぱいある。愛教育大とかは市外にあるけれど、名大・名工大・名市大は市内にあります。私鉄が名鉄しかないので、JRと名鉄と地下鉄で町中を移動できてしまう。私鉄が乱立している大阪とは違います。とにかく、名古屋はこのまま発展していき、東京・横浜の次に来るというか、東京の次に来るのは名古屋だと思われます。オリンピックなんか来なくて良かった。このまま堅実に発展していってもらいたいです。
ただ、緑は今のままか、今以上に緑を広げる(守る)努力はしてもらいたいです。三重県から愛知県に入っていくと、海抜ゼロメートル地帯を走ることになるので、川の堤防や沼地やら田んぼはありますが、これが全部宅地になれば、何だか殺風景な地帯が広がってしまうので、名古屋の西部は宅地化せず、田園地帯として残してもらわないといけない。名古屋の緑は、丘陵地がたくさんあって、それをそのまま残しているからいいのであって、それらを削ったらナゴヤの終わりだと、こっそり思います。
長々と名古屋と大阪について書きました。少し長くなりました。
その名古屋・愛知県ですが、いつも疑問に思っていることがありました。交通事故死が全国1位の座を譲らないのはどうしてなのか? なぜ北海道を尻目にトップを走る? これがわかりません。
あと1つ、どうして愛知県の人は鉄道にイタズラをするのだろう? ということでした。人身事故がたまにあるのは仕方ありませんが、少しは対策を立てねばならないでしょう。これは名鉄さんに頑張ってもらわなくてはならない。それとは別に、よくニュースで、線路に置き石やら、自転車を投げ入れがしょっちゅうあると聞きます。どうしてそんなことをするのか?
確かに愛知県内にはりめぐらされている名鉄は、便利ではあるでしょう。でも、たいていじべたを走っているので(高架はほとんどされていない?)、踏み切りがいっぱいあって、それで怒ったりすることもあるのかもしれない。でも、だからすぐ行動を起こすのはどういうことなのでしょう。置き石・自転車放置には愛知県の人たちの何かの側面が出ているのではないか、と私は疑っています。
三重県では、鉄道はありがたいものなので、鉄道のレールの上は聖域です。置き石や自転車放置などほぼ絶対にないような気がします。みんな田舎者なので、レールにイタズラはしません。でも、愛知県の人たちはやってしまう。でも、そんなことはニュースの中の出来事であり、現実にはあまり起こらないのだろうと思っていました。
それが、昨日、帰りを焦って豊橋から特別快速に乗ったときのことです。17時15分発の豊橋から折り返し運転の電車が数分遅れて到着し、すぐ出発準備をして出ました。私は先頭車両に乗っていました。アナウンスで、どうして豊橋到着が遅れたかを述べていました。うまく聞き取れなくて、「まあ、何かトラブルがあったのだろう」と、ぼんやり聞いていました。20分くらい走ったのか、岡崎駅が近づいてきました。人間だけが通れる小さな踏み切りの前で特別快速は停車しました。
その先に、点滅でマルを描くような信号が点っています。非常停止信号ということでした。運転手さんが車掌さんとでも電話で話し合っているようです。何度か話し合った結果、果敢に踏み切りを運転手さんは見に行こうとしているようです。ドアを開け、下に降りて、百メートルくらい先の踏み切りを点検しています。だれが非常停止ボタンを押したのか、何か異状があるのか、運転手さんは踏み切りのあちらこちらを見ているようです。クルマが通れる踏み切りではないようです。ということは、だれかそれを押した歩行者がいたはずです。聞き込みみたいなのもしていたのかもしれません。
そして、非常ボタンは解除され、特別快速は動き出したのです。先頭車両は立っている人がいなくて、みんな座席に座り、早く名古屋の町に帰りたいと思っている人たちばかりでした。けれども、この若い運転手のキビキビした動きに拍手したいくらいでした。みんなそういう気持ちで見ていたと思います。とにかくホッとして、岡崎に到着したのは28分遅れでした。そこから遅れを取り戻そうと走っていましたが、名古屋までに取り戻すことはできませんでした。そういえば、豊橋駅でスタンバイしている時の運転手さんは、準備運動をしていて、何か珍しいなあと思ったものでしたが、まさかこんな事件のために足首とかを伸ばしていたのでしょうか? それとも、豊橋到着が遅れたのも同じポイントだったのかもしれません。この日の踏み切りは何かあったようでした。
犯人はだれか? 機械の故障なのか? よくわからないまま、どうしてこんなことが起こるのかな、愛知県の負の一面なのかな、とも思いますが、そうではないのかもしれません。よくわかりません。
★ 今朝のニュースにこんなのがありました。
三重四日市で線路上に不審物 2014年8月2日(土) 23時54分掲載
<JR関西線>四日市で線路上に不審物…桑名の近鉄線でも
2日午後7時40分ごろ、三重県四日市市羽津のJR関西線踏切で非常ボタンが作動、運転士が列車を止めて確認したところ、「爆破物」と張り紙のある円筒形の不審物が線路上にあった。同県桑名市東金井の近鉄名古屋線踏切でも同8時25分ごろ、非常ボタンが押され、「この爆弾は本物です」と書いた紙のある不審物が見つかった。この影響で両線は一部区間で運転を一時見合わせた。(毎日新聞)
ああ、三重県でもこんなことが起こってしまった。すごくザンネンです。三重県は他と違うということはないですね。少しガッカリしました。
(人口が)ほぼ同じ規模の大阪市は混迷しています。今の市長さんのせいで混迷しているのではなくて、だれがトップに立っても混迷は続くのかもしれません。計画的にもっと緑を増やして、土地を広々とさせなくてはいけないのに、大阪の人はついケチってしまって、せせこましい町を作り、合理的・節約的土地活用を行い、その結果の低迷です(あべのハルカスみたいな狂い咲きもありますが、あれも苦しまぎれの貧乏くさい土地利用です)。産業もみんな外に出て行き、町そのものは空洞化しています。町中には何もないような気がします。それが残念です。
今の大阪はUSJと周辺地域の工業力を吸収して、なんとか生きながらえています。もっと町そのものに活力を与えなければいけないのに、大学は市内には少ししかありませんし、伝統産業は衰え、伝統文化はないがしろにされ、住んでいる人々は税金は取られているのに、市民サービスにおいては機会あるごとにその都度新たにお金を徴収されて、集められた税金の使い道は、どうでもいいような埋め立て地やら、立派な市営ビルやら、つまらないことにはたくさん投資されているようです。少し大阪に対する不平不満が私の中にあるようですね。でも、これは大阪への愛から、つい言ってしまうことなんですけどね。
とにかく、大阪は少しずつ町を微調整しているようですが、根幹は何も変わっていなくて、しかも行政にポリシーというのか、展望というのか、大阪の町をどうしたいのかというビジョンがないので、大阪の魅力はどんどん低下しているような気がします。まあ、私は大阪を出た人間なので、あまりたいしたことは言えませんが、何か大阪の町が魅力的になってくれたらいいのになと思います。その1つが町中に大学を持つことであり、伝統産業の保護・育成ではないかと思うのですが、まあ、これから大阪がどう変わっていくのか、傍観者として見ていこうと思います。たぶん、無理だと思います。現状維持がせいいっぱいで、何か耳新しい箱物行政ですか? ハーアですね。
それに比べて、名古屋には緑がありました。道がとても広かった。伝統的な産業・ことば・風土をしっかり守っています。新しい文物もどんどん取り入れています。基幹産業もずっとトップで走っています。大学だって、立派なのがいっぱいある。愛教育大とかは市外にあるけれど、名大・名工大・名市大は市内にあります。私鉄が名鉄しかないので、JRと名鉄と地下鉄で町中を移動できてしまう。私鉄が乱立している大阪とは違います。とにかく、名古屋はこのまま発展していき、東京・横浜の次に来るというか、東京の次に来るのは名古屋だと思われます。オリンピックなんか来なくて良かった。このまま堅実に発展していってもらいたいです。
ただ、緑は今のままか、今以上に緑を広げる(守る)努力はしてもらいたいです。三重県から愛知県に入っていくと、海抜ゼロメートル地帯を走ることになるので、川の堤防や沼地やら田んぼはありますが、これが全部宅地になれば、何だか殺風景な地帯が広がってしまうので、名古屋の西部は宅地化せず、田園地帯として残してもらわないといけない。名古屋の緑は、丘陵地がたくさんあって、それをそのまま残しているからいいのであって、それらを削ったらナゴヤの終わりだと、こっそり思います。
長々と名古屋と大阪について書きました。少し長くなりました。
その名古屋・愛知県ですが、いつも疑問に思っていることがありました。交通事故死が全国1位の座を譲らないのはどうしてなのか? なぜ北海道を尻目にトップを走る? これがわかりません。
あと1つ、どうして愛知県の人は鉄道にイタズラをするのだろう? ということでした。人身事故がたまにあるのは仕方ありませんが、少しは対策を立てねばならないでしょう。これは名鉄さんに頑張ってもらわなくてはならない。それとは別に、よくニュースで、線路に置き石やら、自転車を投げ入れがしょっちゅうあると聞きます。どうしてそんなことをするのか?
確かに愛知県内にはりめぐらされている名鉄は、便利ではあるでしょう。でも、たいていじべたを走っているので(高架はほとんどされていない?)、踏み切りがいっぱいあって、それで怒ったりすることもあるのかもしれない。でも、だからすぐ行動を起こすのはどういうことなのでしょう。置き石・自転車放置には愛知県の人たちの何かの側面が出ているのではないか、と私は疑っています。
三重県では、鉄道はありがたいものなので、鉄道のレールの上は聖域です。置き石や自転車放置などほぼ絶対にないような気がします。みんな田舎者なので、レールにイタズラはしません。でも、愛知県の人たちはやってしまう。でも、そんなことはニュースの中の出来事であり、現実にはあまり起こらないのだろうと思っていました。
それが、昨日、帰りを焦って豊橋から特別快速に乗ったときのことです。17時15分発の豊橋から折り返し運転の電車が数分遅れて到着し、すぐ出発準備をして出ました。私は先頭車両に乗っていました。アナウンスで、どうして豊橋到着が遅れたかを述べていました。うまく聞き取れなくて、「まあ、何かトラブルがあったのだろう」と、ぼんやり聞いていました。20分くらい走ったのか、岡崎駅が近づいてきました。人間だけが通れる小さな踏み切りの前で特別快速は停車しました。
その先に、点滅でマルを描くような信号が点っています。非常停止信号ということでした。運転手さんが車掌さんとでも電話で話し合っているようです。何度か話し合った結果、果敢に踏み切りを運転手さんは見に行こうとしているようです。ドアを開け、下に降りて、百メートルくらい先の踏み切りを点検しています。だれが非常停止ボタンを押したのか、何か異状があるのか、運転手さんは踏み切りのあちらこちらを見ているようです。クルマが通れる踏み切りではないようです。ということは、だれかそれを押した歩行者がいたはずです。聞き込みみたいなのもしていたのかもしれません。
そして、非常ボタンは解除され、特別快速は動き出したのです。先頭車両は立っている人がいなくて、みんな座席に座り、早く名古屋の町に帰りたいと思っている人たちばかりでした。けれども、この若い運転手のキビキビした動きに拍手したいくらいでした。みんなそういう気持ちで見ていたと思います。とにかくホッとして、岡崎に到着したのは28分遅れでした。そこから遅れを取り戻そうと走っていましたが、名古屋までに取り戻すことはできませんでした。そういえば、豊橋駅でスタンバイしている時の運転手さんは、準備運動をしていて、何か珍しいなあと思ったものでしたが、まさかこんな事件のために足首とかを伸ばしていたのでしょうか? それとも、豊橋到着が遅れたのも同じポイントだったのかもしれません。この日の踏み切りは何かあったようでした。
犯人はだれか? 機械の故障なのか? よくわからないまま、どうしてこんなことが起こるのかな、愛知県の負の一面なのかな、とも思いますが、そうではないのかもしれません。よくわかりません。
★ 今朝のニュースにこんなのがありました。
三重四日市で線路上に不審物 2014年8月2日(土) 23時54分掲載
<JR関西線>四日市で線路上に不審物…桑名の近鉄線でも
2日午後7時40分ごろ、三重県四日市市羽津のJR関西線踏切で非常ボタンが作動、運転士が列車を止めて確認したところ、「爆破物」と張り紙のある円筒形の不審物が線路上にあった。同県桑名市東金井の近鉄名古屋線踏切でも同8時25分ごろ、非常ボタンが押され、「この爆弾は本物です」と書いた紙のある不審物が見つかった。この影響で両線は一部区間で運転を一時見合わせた。(毎日新聞)
ああ、三重県でもこんなことが起こってしまった。すごくザンネンです。三重県は他と違うということはないですね。少しガッカリしました。