センバツ高校野球が中止決定、仕方がないかなと聞いていた。他の競技もそうなんだから、野球だけが大相撲と同じように行われても、いかにも特別な世界みたいだったもんな。
高校野球は、プロじゃないんだから、無観客でする必要はなかったんだ。教育なんだもんな。
そして、どういうわけか、ボクは19時に自宅にいた。そして、奥さんが「NHKのニュース見なくちゃ!」と言うので、どうしてと訊いてしまった。
「のんちゃんが出てるから!」ということだった。
確かに、冒頭から出て、最初に何か言わされてた。打ち合わせもしたと思うんだけど、ニュース原稿みたいな、こころの入ってないセリフが言えなくて、のんちゃんは冒頭から、ことばを探しながら話してた。
もう、最初のことばのもつれ具合から、ボクは感激して見てた。一生懸命ことばを探すって、とてもやさしいし、心打たれるし、一生懸命だった。
ありきたりの、ヒーローインタビューなんか、もう要らない。もっと心からのことばが聞きたいと思った。
その後、東北に何度も行っている活動に関してはちゃんと落ち着いて話してたみたい。えらいじゃないの! と、感心して見てました。
そんなの見て、感心してる場合じゃなかった。ボクも、何かしなくちゃと思った。
でも、何もできないけど、とりあえず、明日早起きして、太陽を見てみよう。花粉飛んでるかもしれないけど、散歩したくなった。行けるかな?