ＣＤプレーヤーが壊れてから、もう何ヶ月も、家では十数年前のＭＤプレーヤーで音楽を聴いてます。クルマの中ではＣＤは聴けるんだけど、すぐにハードディスクに録音されるから、もうすべて忘れている音楽を、思い出し思い出し聴くというのはダメで、一度録音されてしまったら、ずっと消せないんです。
だから、クルマの中で、どうでもいいＣＤを、いい加減な気分で聴くというのはダメなんです。ちゃんと録音してもいいＣＤなのか、検討に検討を重ねて再生しなきゃいけない。
というわけで、長い間ＣＤは聴いてません。だったら、新しいの買えよ！ という話ですが、もちろんケチなので、買いません。
今ごろＣＤプレーヤー買うとかどうとか、今の若い人たちとは次元の違う話をしています。若い人たちには、もうスマホ一つあれば、すべての趣味がかなうなんて！ そして、オッサンは、何から何までモノにこだわってしまって、肝心の「心」が抜け落ちてしまう。
音楽が聴きたいのなら、聴け！ ＣＤ、スマホ、手段は何でもいいのだ！ パソコンで動画でも見てろ！ モノにこだわるな！
まさにその通りなんです。でも、古い世代なので、どの手段で音楽を聴くのか、ちゃんとモノがないと落ち着かない。そして、オッチャンだから、スマホは持っていないなんてね！（嘘ついてますね。持ってるけど、使えないだけでしたね）
そして、ＭＤ聴いてて、クランベリーズのこの曲に出会いました！ どうでもいい時に、ひょっこり出会うのも楽しみなんだけどな……。
★ Dying in the Sun／The Cranberries ［youtubeで見てください！ 何か内省的で悲しくはなるんですけど……］ Produced by Benedict Fenner
Album Bury the Hatchet (The Complete Sessions 1998-1999)
Album Bury the Hatchet (The Complete Sessions 1998-1999)
★ Dying in the Sun （太陽の中で死にそうなくらい……）
Do you remember
The things we used to say?
Do you remember
The things we used to say?
あなたは憶えてる？
よく、私たちが話してたこと、いろいろ
I feel so nervous
When I think of yesterday
When I think of yesterday
なんだか、落ち着かなくなってしまう。
そういうことを話してた自分たちのこと、思い出したら……。
How could I let things get to me so bad?
How did I let things get to me?
How did I let things get to me?
どれくらい、いろんなこと、できたかなあ。ねえ、どうだった？
どれだけ、わたしは、わたしの願いを思いを伝えられたんだろう。
Like dying in the sun
Like dying in the sun
Like dying in the sun
Like dying...
Like dying in the sun
Like dying in the sun
Like dying in the sun
Like dying...
Like dying in the sun
Like dying in the sun
Like dying...
Like dying in the sun
Like dying in the sun
Like dying in the sun
Like dying...
太陽の中で死んでしまうみたいな感じ。
わかるかな？
別に、深い意味はないんだけどね。
何だか、すごく反省してしまう。
何にもできなかった自分、
いい加減な自分、
とっても申し訳ない感じ、
ごめんなさいって、感じ。
もう、ものすごく恥ずかしい。
お日様にも、申し訳なくて、縮こまっちゃう感じ。
Will you hold on to me?
I am feeling frail
I am feeling frail
わたしを抱きしめてくれる？
わたしは、もうボロボロ崩れてしまいそうなんだけど。
Will you hold on to me?
We will never fail
We will never fail
わたしを抱きしめてよ。
わたしたちは一人だったら、何か足りないんだから。何にもできないんだから！
I wanted to be so perfect, you see
I wanted to be so perfect
I wanted to be so perfect
でも、わたしはひとりでパーフェクトになりたがってた。あなた、知ってたでしょ。
わたしは、ひとりで何でもできると思ってた。
Like dying in the sun
Like dying in the sun
Like dying in the sun
Like dying...
Like dying in the sun
Like dying in the sun
Like dying in the sun
Like dying...
Like dying in the sun
Like dying in the sun
Like dying...
Like dying in the sun
Like dying in the sun
Like dying in the sun
Like dying...
太陽の中で死んでしまいそうな感じ。
とても、反省する気持ち、
恥ずかしいし、情けないし、
悔しいし、みっともないし、
思いが通じないし、
とても孤独な感じ。
★ クランベリーズのこと、もう少し書こうと思います。ネットで遊んでて、何だか悲しくなったんです。今さらなんだけど……。この曲も、20年以上前のものなんですね。今さらなんだよな。でも、最近ずっと聴いてます。
★ このボーカルの女性、顔がちいちゃくて、それでもパワフルで、時にはしっとり歌っておられた。どういう訳か、素敵な人たちの何人かは割と早く神様に呼ばれてしまうことがあって、彼女もそうなってしまいました。
素敵だから、いつまでも私たちの世界を明るくさせてくれたらいいのに、カーペンターズのカレンさんだって、突然呼ばれてしまった。やっぱりそんなのを後から知ると、自分のうかつさを知ります。私はどれだけ音楽に向き合ってたの？ ボンヤリ聞いてただけじゃないの？ と反省するのに、すぐまた忘れてボンヤリしてしまう。［2023.6.24 6:08am］
