甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

秋保温泉の朴の木

2019年08月18日 16時47分49秒 | 草にうずもれて

 東北の旅から帰ってきて、もう何日経過したんでしょう。

 東北びいきになったので、高校野球でも鶴岡東、仙台育英、八戸光星と応援していたんですけど、みんな負けちゃいました。急に寂しくなりました。

 でも、ずっと勝ち続けていても、やがては寂しくなるのだから、どっちみち寂しかったんですね。夏の終わりだから、何かにつけてシンミリした気分なんです。

  石垣に足投げ出して夏終わる

 私の代表作なんですけど、夏の終わりはやたら気持ちは落ち込むのです。

 誕生日がやって来るというのもあるし、あんなに盛んだったものがパタリと終わるという断絶感もありますね。いつまでも永遠に続くということはなくて、すべてのものがやがて衰えてしまう。諸行無常を突き付けられるのが夏の終わり、私の場合、そうなっています。

 秋保温泉は、仙台市の奥座敷の温泉街で、谷に沿って旅館街があるようでした。私たちが泊まった旅館も、ロビーから朴の木の葉っぱが見えました。

 谷の下の方から、川の水が見えないくらいにいろんな木が付き出ていて、その中で悠然と葉っぱを広げていました。

 こんなところに、こんな葉っぱがあったのかと、うちの奥さんと二人同時に見つけて、「これ、朴葉みそとか、朴葉焼きとかに使うやつだよね」と、話したのかどうか。

 言葉じゃなくて、テレパシーで会話したのかな。たぶん、うちの奥さんのコトバだったと思うんだけど……。


 そんなことを話してた奥さんは、妹さんと一緒に泊るので、妹さんと旅館に居ついたネコと遊んで、癒されていたそうです。

  旅館猫ひたすら撫でる日蔭かな




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