甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

明治の風景を旅する

2020年01月24日 05時46分36秒 | お絵かきクラブ

 私は、江戸や明治のころの、この国の原風景を探しているところがあります。

 それは、昭和三十年代までそこにあったものもあるし、昭和の頃には失われていたものもあるでしょう。1923年にはものすごい地震もあっただろうし、1877年、ある精神の死もあったことでしょう。

 いくつかの消長があって、何が原風景なのか、それさえあやふやです。

 でも、明治の頃、西洋並みになろうとしていて、あれこれと無理に無理を重ねてた頃、それはコテコテの張りぼてだったのかもしれないけど、一生懸命さは感じられるし、江戸時代の浮世絵と同じで、明治の錦絵も、私の頭の片隅に刷り込まれていると思われます。

 私は、音感系ではなくて、ヴィジュアル系の子どもだったんでしょう。そっちの刺激に振り回されることが多かったし、今もきっとそうなんです。

 音楽は好きなんだけど、楽器は今も全く話になりません。イメージの中ではスローなワルツを鳴らせたとしても、現実の指は鍵盤を前にしてポンコツロボットのように、延々と同じところしかたたけないでしょう。

 年末に描いた「国立銀行」色づかいが変です。

 でも、心の中の錦絵みたいに描きたかったのだと思われます。

 お手本はモノクロ写真で、色づけは私の勝手な感覚です。

 さて、ネットから探して来た私のモトネタは?


 こんな感じでした。第一国立銀行というそうです。今の日銀なんですね。絵そのものも、朝焼けになっていて、近代日本の黎明という感じだったんですね。私の色付けもかなりモトネタに寄り添おうとしていたようです。

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