私に言われなくても、世の中は大変なことになっているのは確かです。暖冬は続いています。温暖化しているのは確かだから、暖かくなっているはずでした。
でも、あまりに急すぎるのです。雪不足でスキー場が閉鎖・倒産している。雪かきを当て込んでいた建設会社も、収入がなくなって別の仕事を探しておられることでしょう。急激な変化だから、たぶん、社会や政治の対応は後手後手になるのは当たり前です。
そして、毎年、「暖冬ですね。どうしてかなあ」とか、「あまりに暑すぎる異常気象です」とか、ぼやいているうちに、そういうのが当たり前になっていくのでしょう。これから夏は、ものすごく厳しい状況が続くはずです。草木も枯れて、人間もへばって、オリンピックは夏の開催を諦めるか、それとも夜間限定で行うか、いろんなところで変化への対応が求められることでしょう。
そういうこと、たぶん、20世紀末から分かっていたことなんでしょう。でも、まだ先のことだろうと後まわしにしていた。アメリカのトランプさんは、自分の任期中は大丈夫だろうと、さらに化石燃料を燃やすことでしょう。そのために、わざと中東を不安定にさせて、自分のところだけ天然ガスやシェールオイルで大儲けしようと考えているのかもしれません。彼はどれだけ利権があるんだろう。恐ろしいくらい自分本位なんだけど、彼はまた選挙に勝つのだろうか。
アメリカの民主党は、何をしているんだろうね。
冬らしい冬は来なくても、それなりに寒いから、「ああ、冬なんだ」とは思ってたけれど、これは冬ではなかったのです。もっともっと厳しいものだったのに、私は家でヌクヌクとしているし、クルマだって、毎朝フロントガラスの霜を融かさなきゃいけなかったのに、今年は二回だけしかやってません。毎朝、フロントガラスは、ケロッとして朝を迎えています。ちっとも寒くなかったみたい。
もうすぐ1月が終わろうというのに、寒い朝というものがありません。今の車は、時々外気が低温ですとかなんとか、分かったようなことをアピールするけれど、気温を見たら3℃くらいで、凍結なんかしていない雰囲気です。
昔は寒かった。それは当たり前です。温暖化していなかったのだから。
今は、いろんなところで乾燥化し、温暖化し、水は私たちのまわりから奪われている。どこに行ったのだろうと思ってたら、時々空から集中的に落ちてくるときと、どんどん海に集められてる水が暴発して陸を襲う時まで、海のどこかで蓄えられているような(そんなことはあり得ないんだけど)、とにかく、どこかに隠れていて、いつか平地を呑み込もうとやって来るんでしょう。
世界中の浜辺は、巨大な堤防で守らなくてはならないようになるんでしょう。近未来映画みたいだな。
暖かいのは、有り難いんだけど、因果応報だから、必ずしっぺ返しはあると思っています。その分だけ、私たちは大雨の時間を味わわなくてはならないし、今年もいろんなところで豪雨災害を覚悟しなくてはいけないのかな。
もうただ中にいる。冬はもう来ない。あとは花粉の季節だけです。私は何も考えないで、ただ耐えるだけになるのでしょう。杉の木たちはニコニコしながら、茶色くなっているみたい。
今から、本でも読むことにします。いろいろ手を出し過ぎて、分散しているから、少し落ち着いて、一冊の本でも読みましょう。
今日も一日ずっと眠かった。近ごろリズムが悪い気がする。お酒を飲まない日はないし、たまには肝臓くんを休ませてあげたいのに。