甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

去年の線香花火

2021年09月22日 20時45分09秒 | ザンネン日記・身辺雑記

 私のまわりは、いつもゴチャゴチャしています。新聞片づけたり、紙をすべて資源ごみに出したり、要らない本を捨てたり(したいけれど、なかなか捨てられないです)できたらいいのに。

 いらないVHSのテープは、これは捨てられなくて、部屋にあふれかえっています。もう、VHSなんて見ないのだから、ついでにハイ8のテープもあるんだけど、すべてゴミとして出したら、私の部屋は片づきますね。

 でも、たぶん、捨てないです。ずっと部屋にはゴミみたいなものがいっぱいです。新聞もどんどんまわりにたまっていきます。

 気になる記事を切り取ったら、捨てたらいいや、と思うんだけど、今度はどこにあるのかわからなくなって、最悪は気になったまま捨ててしまうこともあります。

 本だって、読みかけの本が散乱しています。本を読める時間は限られています。横になったら、30分でダウンするでしょう。だから、少しずつ進んではいるけれど、長いお話だったら、もうダウンです。

 昨年末に購入した吉川英治さんの三国志(講談社文庫の5冊版)は、3巻までは読みましたが、年明けとともに、放り出したままです。

 高校の時は、岩波文庫版の10巻を嵐が通り過ぎるように、兄弟で競って読んだのに、そんなことはもうないですね。

 確か、昔と同じではあるんだけど、吉川英治版は、吉川さんのよさが出せてないんじゃないか? いや、また今年の年末に最後まで読んだら、気分が変わるでしょうか。

 年末のお楽しみに取っておけばいいのかな。本を読むのも何年計画でやってくのかなあ。



 身のまわりが、取り散らかしているというのを言いたいのに、すぐに回り道をしているようです。

 そして、いくつか散らばっている線香花火、これは去年の秋の終わりごろ、イベントに参加して、募金にたまたま参加したら、「はい、どうぞ」とその度にもらった線香花火でした。

 そのうち、ひとりでキャンプに出かけるから、そこでパッとひとり花火をしたらいいや、と思って束ねておいたものですが、この散乱した部屋をあちらこちら移動するうちに、花火なのかゴミなのか、わからない状態で散らばっていて、去年の自分を裏切ってるみたいで、後味が悪いんです。

 明日、もう少しまわりを片づけます。花火も、もう昼にしてみたらいいかな。蚊取り線香をつけて、草むしりして、そのついでに何本かある線香花火を燃やしてしまおう。

 それでは、ウソつきやないの! 配ってくれた人たちに悪いやないの!

 そう思うけれど、ゴミとして捨てるよりいいかな。

 ひとりでどこかへ出かけて、一晩過ごすということはできそうにありません。

 というか、気持ちが弱くなっています。そんなことするより、家でパソコン打ってた方が楽なのです。でも、それではどんどん私の旅ごころはしぼんでしまうでしょう。それでいいんですか?

 そう、それはよくないのです。でも、ケリをつけるのは大事です。どんどん片づけて、どんどんお尻に火をつけなきゃ! お尻から根が出そうなんです。だから、明日、少しでも、旅の気持ちを燃やすんです。線香花火がのろしになるかな。どうだろうな。

1 月見えず父の命日線香花火

2 雨つづき星は隠れて彼岸かな

3 生き物のしたたかな秋 夜に満つ

4 明日は晴れ 線香花火旅のろし

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