私のまわりは、いつもゴチャゴチャしています。新聞片づけたり、紙をすべて資源ごみに出したり、要らない本を捨てたり(したいけれど、なかなか捨てられないです)できたらいいのに。
いらないVHSのテープは、これは捨てられなくて、部屋にあふれかえっています。もう、VHSなんて見ないのだから、ついでにハイ8のテープもあるんだけど、すべてゴミとして出したら、私の部屋は片づきますね。
でも、たぶん、捨てないです。ずっと部屋にはゴミみたいなものがいっぱいです。新聞もどんどんまわりにたまっていきます。
気になる記事を切り取ったら、捨てたらいいや、と思うんだけど、今度はどこにあるのかわからなくなって、最悪は気になったまま捨ててしまうこともあります。
本だって、読みかけの本が散乱しています。本を読める時間は限られています。横になったら、30分でダウンするでしょう。だから、少しずつ進んではいるけれど、長いお話だったら、もうダウンです。
昨年末に購入した吉川英治さんの三国志(講談社文庫の5冊版)は、3巻までは読みましたが、年明けとともに、放り出したままです。
高校の時は、岩波文庫版の10巻を嵐が通り過ぎるように、兄弟で競って読んだのに、そんなことはもうないですね。
確か、昔と同じではあるんだけど、吉川英治版は、吉川さんのよさが出せてないんじゃないか? いや、また今年の年末に最後まで読んだら、気分が変わるでしょうか。
年末のお楽しみに取っておけばいいのかな。本を読むのも何年計画でやってくのかなあ。
身のまわりが、取り散らかしているというのを言いたいのに、すぐに回り道をしているようです。
そして、いくつか散らばっている線香花火、これは去年の秋の終わりごろ、イベントに参加して、募金にたまたま参加したら、「はい、どうぞ」とその度にもらった線香花火でした。
そのうち、ひとりでキャンプに出かけるから、そこでパッとひとり花火をしたらいいや、と思って束ねておいたものですが、この散乱した部屋をあちらこちら移動するうちに、花火なのかゴミなのか、わからない状態で散らばっていて、去年の自分を裏切ってるみたいで、後味が悪いんです。
明日、もう少しまわりを片づけます。花火も、もう昼にしてみたらいいかな。蚊取り線香をつけて、草むしりして、そのついでに何本かある線香花火を燃やしてしまおう。
それでは、ウソつきやないの! 配ってくれた人たちに悪いやないの!
そう思うけれど、ゴミとして捨てるよりいいかな。
ひとりでどこかへ出かけて、一晩過ごすということはできそうにありません。
というか、気持ちが弱くなっています。そんなことするより、家でパソコン打ってた方が楽なのです。でも、それではどんどん私の旅ごころはしぼんでしまうでしょう。それでいいんですか?
そう、それはよくないのです。でも、ケリをつけるのは大事です。どんどん片づけて、どんどんお尻に火をつけなきゃ! お尻から根が出そうなんです。だから、明日、少しでも、旅の気持ちを燃やすんです。線香花火がのろしになるかな。どうだろうな。
1 月見えず父の命日線香花火
2 雨つづき星は隠れて彼岸かな
3 生き物のしたたかな秋 夜に満つ
4 明日は晴れ 線香花火旅のろし