中秋の名月というのは、三重県は見られませんでした。関東・東北・北海道ではきれいに見えたみたいです。いや、西日本だって、見えてたところはあるみたいです。
それなのに、三重県全体に雨雲が集まってきて、世の中は晴れてお月さまを見ているのに、それをみなさんそれぞれの思いで楽しんでおられるのに、何だかザンネンだな、乗り遅れてるなあ、と少しションボリしていました。
まあ、前の日に奥さんと散歩して、14番目の月は見せてもらいましたので、それはよかったんです。自分たちなりに、見られる空を有り難く受け入れてはいました。
お月さんが出ていて、それに先行して木星・土星が浮かんでいる。まるで2つの星がお月さんを引っ張っているみたいにしていたんです。
そういえば、三連休もあったのに、朝と夕方、散歩のチャンスは6回もあったのに、行ったのは2回くらいですか。ああ、私って、グータラになっています。
お月さんに見放されそうです。
とまあ、泣き言は言わないで、また、お月さんに出会えるように、頑張りたいです。
敬老の日の夕方に、奥さんは散歩に出かけて、私はユーミンとそのバンドの人たちの演奏をNHKで見ていました。みんな70年代から今まで、山あり谷ありでやって来たみたいでした。尾崎亜美さんは、ベースの何という人だったかな、その人と結婚したから(1997)、亜美さんもついでに出ていたようです(亜美さんは私より年上? わかりませんね)。
散歩から帰って来た奥さんは、チラッとテレビを見て、「ああ、この人、昔から歯並びが悪かったのよね」とコメントします(開口一番これだから、少しビックリではありますが、うちでは特に何ともなくて、フーンで済んでしまうのが怖いところです。)
ほんとだ、少し歯並び悪いみたい。私も、歯並び悪いけど、芸能人なのに、昔の人だから、ギザギサの歯なんだな、でも、まあ、そんなのいいや、とか思ってしまったかな。あんまり奥さんの言葉に引っかからず、ボンヤリとテレビを見ていたみたいでした。この時はお月さん出てたかな……。
とにかく今も現役でやれているだけでいいじゃないの! と思ってしまいます。そして、我が身を振り返れば、すぐにゴロゴロしているし、確かにお月さまに見放されるわけなんです。
3時にトイレで目覚めた私は、寝る時には見えなかったお月さんに実は見守られていたんだというのを知りました。障子越しに月が見えたから、どこにあるのか、窓を開けてお月さんを探してみました。
南の高いところにお月さんはおられました。じゃあ、東の空は? と、見てみると、久しぶりにオリオン座が見えました。そんなの当たり前だし、星々はずっと空から私たちを見てくれていたんですね。私がうっかりしてただけでした。
それから、寝ようとはしましたが、お月さんに申し訳なくて、とりあえず感謝しなくちゃとパソコンを開いたわけですね。
LINEでは、広島の友だちが、今度初めて孫が生まれた。お月さんに見守られて、まんまる顔の女の子が生まれたとありました。
ほかのみんなは、すぐに「おめでとう」と言葉やスタンプを送っていたみたいでした。でも、間の悪い私は、1日遅れてメッセージを送りました。やはり、お月さんと関係づけたことを書きました。
それから、数時間が過ぎて今に至ります。
ここ何日かの月にまつわる話を書こうとしたわけですが、寝ぼけてるからレロレロになってる気がします。
明日、日が昇ったら、書き直しますか。4時を過ぎて新聞屋さんが回り出しました。どれ、二度寝しますか! これぞ休日の楽しみですね。