台風は三重県を過ぎていきました。おかげさまで今は、吹き返しの風が吹くさわやかな朝を迎えています。台風は各地に被害をもたらしたようですが、たまたま三重県はそれほどでもなくて、よかったなあと思っています。でも、嵐の夜というのも、キライではないので(少し不謹慎ですけど、少しくらいの雨や風は、いつもと違ってドキドキするんですけど、でもこれはオッサンの言うことではないですね)、少しだけ肩すかしみたいな気分が残りました。
昨夕、テレビを見ていると、NHKの地方版で、熊野と津の中継がありました。津の東の空には夕陽が輝いているのが映し出されていました。けれども、私の住む町は、もっと南だから、夕陽はありませんでした。中継されていた熊野は、灰色の空で、七里御浜の海岸は真っ黒な波が押し寄せていました。それもいつもより激しく、けたたましくです。まだ、この時は台風本体は潮岬あたりにあって、これから紀伊半島を過ぎていくというところだったのですから、きっとうねりは続いていたのでしょう。熊野市から20数キロ南に伸びる海岸線が映し出され、台風のために海はものすごい表情をしていました。
三重県は南北に二百キロほどの細長い県です。ですから、北の方が晴れていても、南は嵐というのがよくあるようです。画面でそれを見せられると、改めてその長さを感じるのです。そうした映像によって三重県の全体の連帯感が起きるかというと、少し微妙です。天気予報には、北部・中部・伊賀・東紀州と4つの区域に別れていて、それぞれがバラバラで、連動し合っているという感じではないような気がします。まあ、それも三重県らしいのかもしれない。1つに固まるのではなくて、個が勝手に動いている感じで、他の個は、それに関してあまり興味がないのです。
だから、三重県全体を1つにとらえて、ふるさとと呼ぶ感覚ってないような気がします。人々は、「私のふるさとは東紀州。三重県の南側の田舎町!」と思うのです。
また別の人は「私のふるさとは、伊賀。忍者で有名。芭蕉さんの生地」と言い、
また、ある人は「私のふるさとは、津。ものすごく短い音の県庁所在地」と言うのです。
「ふるさとは、三重!」と言っても、本人も聞く人もイメージしにくいのです。
だから、かどうかわかりませんが、個がバラバラで、私立高校が選手を集めて強力チームを作って甲子園をめざすというのがなくて、公立高校が乱立して、1人の監督さんの元にたまたま選手が集い高校野球に参加するだけなので、甲子園ではコロリと負け続けています。今年は私立の三重高校が春夏とがんばるという話ですが、これまた県内でコロリと負けるかもしれない。とにかく、高校野球も弱いです。みんなで1つになってやろうという気概がないのでしょう。というのか、三重県の代表なのですが、もし三重高校なら松阪から来たチーム、海星高校なら県北部の四日市のチーム、宇治山田商業なら南部の伊勢市のチームと、それぞれの地域を代表するチームであって、三重県全体の代表という感じではないかもしれません。
さて、昨夜、夕飯も食べて、おかたづけもしてもらって、私は久しぶりにお酒も飲まず、しんみりとしたところで、奥さんと散歩に出かけました。といっても、近所をフラッと一周するだけなんですけど、玄関を出たところで、サッと頭に何かが落ちてきて、すぐ下へ落ちた何かがいました。
クモでしょうか? トリでしょうか? それともゴキブリだったのか?
よく見ると、先日、2階の網戸のところにいたヤモリくんでした。ビックリしました。でも、何だか挨拶されたような気がして、楽しく散歩をすることができました。
「ネッ、今から散歩に行くの?」
と、言われてるような気持ちで、少しだけ雨も落ちていましたが、楽しく散歩しました。
★ そして、2014年の夏の甲子園、三重県代表の三重高校は、なんと準優勝しました。信じられない、大躍進でした。今年の三重高校は下馬評は高くありません。部員さんものんびりしているようで、今の1年生たちが力を出す来年がねらいめですか。いや、今年もなぜか勝つかも知れない。
三重高校が松阪市にある、というのがイマイチキャラクターとして弱くて、本来であれば津市くらいにあると、県全体で盛り上がるのに、ザンネンです。とにかく三重県の大会が始まりました。これこそが甲子園ですなあ。
甲子園は、展示会というのか、感動安売りというのか、あまりおもしろくないですね。そりゃヒマツブシにはなると思うけど、どうしてずってテレビ中継やってるんだろう。もっと報道しなきゃいけないことってあるだろう、と思ってしまいます。
昨夕、テレビを見ていると、NHKの地方版で、熊野と津の中継がありました。津の東の空には夕陽が輝いているのが映し出されていました。けれども、私の住む町は、もっと南だから、夕陽はありませんでした。中継されていた熊野は、灰色の空で、七里御浜の海岸は真っ黒な波が押し寄せていました。それもいつもより激しく、けたたましくです。まだ、この時は台風本体は潮岬あたりにあって、これから紀伊半島を過ぎていくというところだったのですから、きっとうねりは続いていたのでしょう。熊野市から20数キロ南に伸びる海岸線が映し出され、台風のために海はものすごい表情をしていました。
三重県は南北に二百キロほどの細長い県です。ですから、北の方が晴れていても、南は嵐というのがよくあるようです。画面でそれを見せられると、改めてその長さを感じるのです。そうした映像によって三重県の全体の連帯感が起きるかというと、少し微妙です。天気予報には、北部・中部・伊賀・東紀州と4つの区域に別れていて、それぞれがバラバラで、連動し合っているという感じではないような気がします。まあ、それも三重県らしいのかもしれない。1つに固まるのではなくて、個が勝手に動いている感じで、他の個は、それに関してあまり興味がないのです。
だから、三重県全体を1つにとらえて、ふるさとと呼ぶ感覚ってないような気がします。人々は、「私のふるさとは東紀州。三重県の南側の田舎町!」と思うのです。
また別の人は「私のふるさとは、伊賀。忍者で有名。芭蕉さんの生地」と言い、
また、ある人は「私のふるさとは、津。ものすごく短い音の県庁所在地」と言うのです。
「ふるさとは、三重!」と言っても、本人も聞く人もイメージしにくいのです。
だから、かどうかわかりませんが、個がバラバラで、私立高校が選手を集めて強力チームを作って甲子園をめざすというのがなくて、公立高校が乱立して、1人の監督さんの元にたまたま選手が集い高校野球に参加するだけなので、甲子園ではコロリと負け続けています。今年は私立の三重高校が春夏とがんばるという話ですが、これまた県内でコロリと負けるかもしれない。とにかく、高校野球も弱いです。みんなで1つになってやろうという気概がないのでしょう。というのか、三重県の代表なのですが、もし三重高校なら松阪から来たチーム、海星高校なら県北部の四日市のチーム、宇治山田商業なら南部の伊勢市のチームと、それぞれの地域を代表するチームであって、三重県全体の代表という感じではないかもしれません。
さて、昨夜、夕飯も食べて、おかたづけもしてもらって、私は久しぶりにお酒も飲まず、しんみりとしたところで、奥さんと散歩に出かけました。といっても、近所をフラッと一周するだけなんですけど、玄関を出たところで、サッと頭に何かが落ちてきて、すぐ下へ落ちた何かがいました。
クモでしょうか? トリでしょうか? それともゴキブリだったのか?
よく見ると、先日、2階の網戸のところにいたヤモリくんでした。ビックリしました。でも、何だか挨拶されたような気がして、楽しく散歩をすることができました。
「ネッ、今から散歩に行くの?」
と、言われてるような気持ちで、少しだけ雨も落ちていましたが、楽しく散歩しました。
★ そして、2014年の夏の甲子園、三重県代表の三重高校は、なんと準優勝しました。信じられない、大躍進でした。今年の三重高校は下馬評は高くありません。部員さんものんびりしているようで、今の1年生たちが力を出す来年がねらいめですか。いや、今年もなぜか勝つかも知れない。
三重高校が松阪市にある、というのがイマイチキャラクターとして弱くて、本来であれば津市くらいにあると、県全体で盛り上がるのに、ザンネンです。とにかく三重県の大会が始まりました。これこそが甲子園ですなあ。
甲子園は、展示会というのか、感動安売りというのか、あまりおもしろくないですね。そりゃヒマツブシにはなると思うけど、どうしてずってテレビ中継やってるんだろう。もっと報道しなきゃいけないことってあるだろう、と思ってしまいます。