昨日の夜まで、選挙カーは回っていました。20時前でした。最後のお願いとやらで回っていたんでしょう。声は少し絶叫していました。本人らしき人の声も聞こえました。
その声を聞いて、私なら、「この人には絶対に投票しないな」と思いました。あまりに必死だし、ゆとりはないし、最後の最後まで回らねばならない気持ちに共感できなかった。土曜の夜なら、もう18時くらいで切り上げて、あとは運を天に任せるくらいの気持ちを持っていてほしかった。
幸か不幸か、絶叫し過ぎていたし、少し遠かったからか、肝心の名前が聞き取れなくて、絶対に入れないと思っても、そのターゲットが誰なのか、わからないままでした。
昨日は、20時くらいにきれいなオレンジ色の満月が出ていました。「こんなキレイなお月さんも、選挙カーの人たちに見えてるんだろうか？ 見えてたら、もう今日はこれでいいか、と思えないかな」なんて思ったんですけど、もうそれも昨日のことで、25日の朝は太陽が降り注いでいます。
さて、今から選挙に行って、つづきは後で書きますね！
今朝は、朝の5時から起きて、奥さんの足手まといになるとは思いつつも、散歩のお供をしました。彼女のスビードについていけない膝弱人間なのに、彼女のお情けにすがってヨタヨタ歩きました。ですから、彼女としても運動しても、おしゃべりとしてももの足りなかったと思うけれど、せっかくの四連休なんだから、それらしい朝の過ごし方をしました。
それで、朝だから、いろんな物音がするんです。セミは鳴いていない。クルマもそんなに走っていない。お散歩しているワンコもおじさんも黙々と歩いている。太陽だって、出てはいるけど、雲に隠されている。
何もかもが物静かにしているのに、スズメたちは忙しく降りてきては、家族でおしゃべりをしてどこかへ行きます。ひもでつながれたネコさんは、飼い主さんに見つけられて、「そんなとこにいるのかい」なんて声をかけられていた。スズメは家族で朝のお食事、ネコさんは、近所に誰かいないか、探してみるけれど、もちろん、そんなネコはいなくて、仕方がないから庭の片隅でうずくまっていました。
麦の畑は、そのまわりの草なども刈られた後に除草剤をまかれたのか、まっ茶色になって、そよぎもしないのです。
池からは、野太いカエルの声、カラスはつがいでおしゃべりしながら、屋根から屋根を飛び歩いていました。
いろんな音がやって来ているんだけど、おしゃべりもしないで私は、ボンヤリと歩いていた。考えごともしてないし、自分から何かしゃべろうともしていない。何ごとにも積極的ではなくて、ただ目の前のいつもの風景の中を歩いているだけでした。
たいていは、頭の中はカラッポなんだけど、この時もそうでしたね。別に楽しみもないし、オリンピックだってまるで興味がありませんでした。目の前を何かが通り過ぎてくれたら、それでいいみたいなところかな……。
残念ですね。そんな年なんだろうか。しんどいのかなぁ？ 体調悪いの？
暑さはしんどいけど、今のところ、とりあえず大丈夫なんだけど、何かあるんだろうか。
たぶん、何もなくて、それが逆に元気がなくなる理由なんでしょう。何かがあると、それに向かわなきゃという気持ちも起きるんだけど、今は何もありません。
それで、タイトルの「聞く」というテーマですけど、書きたいことあったんでしょ？
はい、ありました。
でも、選挙にも行ったし、日が沈んでから、その２を書きます。まだ９時前です。今日こそ、何かしたいです。せいぜい頑張ります。
