今年最後の中秋の名月でした！

↑　ああ、少しぶれてしまいましたね。



　帰ってくるときは、夕焼けにソワソワしていました。ミキサー車が間をおいて走っていて、少し焦ってしまって、「もう、抜いてしまえ！」という悪魔の声を聞きました。でも、そんなこちはしないで、違う道を走り抜けて、ミキサー車の前に立つことができましたが、しばらくすると、またミキサー車が走っていて、ハッと気づいたのです。

　「何をそんなに急いで家に帰ろうとしているのか、そんなに早く帰りたいのか？」と。

　それで、クルマを横道にそらせて、自分の後ろに広がっている夕陽を見上げたのです。廃止されたゴルフ場へのアクセス道路に入り込んでいました。クルマがやってこないので、じっくりと見上げました。

……ブラシみたいになった雲の形がおもしろいなあと見ていました。


……どんどん暗くなっていきます。そこが秋らしいところです。ふっと気持ちをゆるめていると、すぐに夜が近づいてきます。


……矢頭山がとてもキレイでした。私にすごい技術があればねえ。


　東の空には、今日が満月で、カレンダーでは十六夜（いざよい）になる月が出てきました。

……クルマのテールランプが夜に向かっていく気構えを示しています。だらだらと月を迎えるのではなくて、私たちはお月さんに対しても、懸命に向かっていくのです。


……鉄塔も、お月さんと並んで、楽しそうです。


　おうちに帰って、月を撮ると、ぶれてしまってハート型になりました。


　奥さんと雲を出入りする月を眺めながらご近所を散歩しましたっけ。そうしたら、お勤め帰りの背の高い外国人の人に「コンバンワ」と声を掛けられました。おたがいに挨拶し合う町って、ステキですね。もっともっとご近所の外国の人たちとことばを交わせたらいいなあと思いました。

　自宅に帰り、三脚を立てて２枚撮りました。