阪神の岡田監督が初めて日本一を達成した監督インタビューを受けていました。2005年にもチャンスがあったけれども、全くものにできず、そこからでも18年過ぎています。2005年に「日本一」の監督になれるチャンスがあったのに、なれなかったなんて……。
そして、岡田さんは1985年の日本一の時には、「27歳だった」というのを話されていました。そこから38年、だから今は65歳ということだそうです。たし算したらそうなりますね。
何もしていなかったわけではないし、とにかくお仕事をしていたはずです。何か結果を残そうとあれこれもがいたり、うまくいかなかったり、そんな奮闘の日々があったでしょう。
詳しいことはわからないから、みんなは目立ったできごとがあった時に話題にするだけです。
岡田さんは、「自分は27の時にたまたま日本一になった。選手たちもいろいろな年齢のものがいるけれど、この今に感じたものを大事にして、また日々の積み重ねをしていかなきゃならないし、今、感じたものは永遠ではないから、それはそれとして、この瞬間をしっかり味わって行かなきゃいけない。」
……そんな気持ちでお話されてたんでしょうか。テレビのインタビューでは細かなことは言えないですね。
38年の歳月は淡々と過ぎていきます。これからも時間は同じように淡々と過ぎていくんでしょう。これは確実です。人間のいろいろな事情とは関係なく地球は回っている。そして、太陽に照らされたり、影の中に隠れてしまったり、時間の中に取り込まれていく。
そして、突然に止まってしまう。
私の友人たちの中に、たまたま二人のFB友だちがいて、一つは彼を取り巻くいろんな人たちの悼むコメントで知り、もう一つはその奥様がはっきりと書いてくださって、「あんなにお元気そうに活躍されてたけど、しんどい時もあったのだな」と今さらながら気づかされたことがありました。
いつかは私の時計も止まる。その時までまた今からコツコツお仕事も、遊びも楽しくおかしくやっていくしかありません。家族を大事にして、友だちにも声掛けしながら、少しでもまわりの人たちのお役に立てれるようになりたいです。
気持ちはありますが、ナマケものではあるので、すぐにダラけたり、うっかりしたりするかもしれないけど、気持ちを押し立ててやっていきたいです。
(2018年の団体旅行でたまたま食べることになったお弁当、揚げ物が多いですね。今だったら、何だかなあという気持ちになるんですけど、当時はどうだったんだろう?)