初冬のわたしと夕空

　秋だ、紅葉だ、ワインの新酒飲もう、どこかへ出かけよう。お金はないけど、クルマで行けばいいや。

　そんなこんなで浮かれていました。でも、いつの間にか、冬になっていました。寒いけれど、１８キップのシーズンではありませんか。お金はないけど、買いに行かなくちゃいけません。たからくじも買わなくちゃ。

　ああ、貧乏人は、つまらない出費でさらに貧乏になるのです。でも、せいぜい今のぜいたくを味わって、少しは募金でもして、この冬を過ごします。



　冬の空でも、せいぜい楽しみましょう。


　
　柿の木も、はだかんぼうになりました。



　ススキも、もう寒風にふるえる季節になりました。でも、冬の日はとてもありがたい。とてもその下にいたくなります。

　そうでした。今からキャンプに行きます。私はお肉を買って、寝袋を持って参加するだけです。あとはすべて他の人がしてくれます。ありがたいことです。せいぜい楽しんできます！