またもボツになったマンガです。
あと、ほんの少しあります。
ウミガメの次にひらめいたのが、なんといってもシロクマで、あの子らは夏には生活するところがなくなるということでした。ズタズタに切り裂かれて、どこにも行き場がないのです。
エサになるアザラシ、オットセイたちは、泳いでどこかにたどり着くでしょうけど、シロクマは、そんなに遠くまでは泳げません。氷の上では王者なのに、切り裂かれた氷の上で孤立しているようです。
それを、彼ら自身に、人間たちに伝えてもらいたかった。彼らはみんな、仲間であり、人間に自分たちの窮状を訴えてもらいたかった。
いや、日々、野生生物たちは自ら必死に生き抜いていく姿を見せて、人間たちに伝えようとしているはずです。でも、人間たちは、知って知らんぷり。イジメ問題と同じような構造になっているかもしれない。
船に乗って、野生生物たちがニューヨークに来て、援軍としてクジラも来た、というオチでした。オチにもなってないかな。勉強が必要です。
来年の夏までに、もう一度あれこれ構想を練らなくちゃいけないです。
「パブリカ」の動画を見ていて、加藤隆(かとうりゅう)さんというアーチストさんを見つけました。なかなかノスタルジックだし、手法がアナログで、人恋しい絵を描いておられました。こういう世界、私に出せないですね。私は私流でいくしかないか。