雨のお休みです。木曜日だから、ゴミ出す人がいるかもしれないです。
ほんとに、
「今日は休日だから、ごみ収集もやってないつうの!」
でも、出す人いるんだろうな。ほら、人を疑ってる! そんなひねくれた大人になるなよ! もともとひねこびたオッサンなんだから、せいぜい大らかに生きてプラマイゼロにしなくちゃ! 小さなことにくよくよしない!
そうだな。ゴミなんかより、大事なことがあるよ!
それは何? オカンに電話すること? 家の中を片付けること? 雨が降っているから、外には行けないし、家の中でやれることをやりましょう。膝をいたわりつつ……。何だろう?
何となく気分は70年代前後なんですね?
そうなのかもしれないし、そうでもないかもしれない。どっちなんだろう。
朝からあれこれとつまらない検索をしていて、youtubeなんかも見てて、ふと思いつきました。
そういえば、「ゲバゲバ90分」というテレビ番組があったけれど、あの中で憶えていること……、
ミュージカルの「ヘアー」をゲバゲバ風にアレンジして、「ヘアー」だから「髪の毛」、髪の毛といえば、大人は「ハゲ」、ハゲといえば「カツラ!」 というので、♪カツラがほしいの~というフレーズに載せて、いろいろとギャグを考えて、コント風ミュージカルを作っていました。
中身は忘れたのに、フレーズだけが心に残っていました。あとはそれを取り戻す作業をすれば、それで私の小さい頃はいつまでも残っていくわけですね。
日本テレビは、その後のタモリさんをメインにした「今夜は最高!」(うちに何本かVHSに録ったものはあるんですけどね)など、ミュージカルのアレンジを番組の中でやってみること、昔からやってたんでしたね。
今はネタにするミュージカルあるんだろうか。そして、それを演じるエンターティナーいるんだろうか。また、それをやってみようというクリエーターいるのかな? いるんだろうけど、テレビ局にそれを作る意志とお金がないですね。
ミュージカルは、ベトナム戦争に反対する若者たちと、ロックの波と、ヒッピー文化と、いろんなものが組み合わさった物語だったのだろうけれど、そんなの知らない私は、本物よりもゲバゲバの大人たちの変てこなミュージカルに心を打たれてしまいました。
本当にそんなことがあったのかなあ? ネット情報では、アメリカのブロードウエーでロック・ミュージカルとして60年代の終わりから1970年くらいまで上演されたそうです。
そこで頂点を極めて、それでも世の中的にはベトナム戦争は終わらず、ヒッピーたちも年を取り、70年的世界に世の中は変わって行きました。1975年にやっとベトナム戦争はアメリカの敗北として終結します。
(私は70年代に育てられた子どもでしたけど、60年代的気分も好きでした。というか、一生懸命に60年代、自分の物心つく前を学習しようとしました。だから、ビートルズだって、楽しんだのではなくて、学習するものとして最初のコンタクトがあったと思います)
しばらくしたら、「ディアハンター」とか、「地獄の黙示録」とか、壮大な反省映画が70年代後半にかけて生まれていくのでした。
「カッコーの巣の上で」「アマデウス」という作品を撮ったミロス・フォアマンというチェコ出身の監督さんは、1980年に「ヘアー」というのを撮っているようです。
日本では、ベトナム戦争を遠い世界の出来事としてとらえている雰囲気があったんじゃないか、と勝手に想像するけど、沖縄では大変だったと思うけど、まだ日本復帰してなかったんでしたね。
1969年12月の渋谷で、日本版の「ヘアー」を、元タイガースの加橋かつみさん(トッポさん)らも参加して上演されたということですが、大麻問題とかで大阪公演は中止か何かになったそうで、これも1970年前後の雰囲気の一つなのかなという気もします。
というんで、大きくなったボクは、「アクエリアス」を手にするべく、フィフス・ディメンションのベストのLPを買いました。たぶん、80年代のことでしょう。その頃でも、小さかった時の歌を取り戻したかったでしょうし、確かめたかったのだと思われます。
フィフス・ディメンションは、1969年のグラミー賞を獲得したそうですが、もちろん私は知りませんでした。
すべては、ゲバゲバから始まっていて、そのおかげで、心に「カツラがほしいの」というフレーズをずっと抱えることになりました。
そして今は、「カツラは要らんから、ツルッパゲになりたい。でも、しばらくは放置してよう」というところで、サッパリした方がいいと思ってます。
昭和のオシャレな大人は、ダンディな黒髪をてからせることが大事だったんだろうな。今のオッサンにそんなダンディズムあるんだろうか。身なりを気にすること、なくなりましたね……。