甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

トラジのうた、子どもさんのなみだ

2024年10月16日 22時33分49秒 | 一詩一日 できれば毎日?
 安野光雅さんの『絵のある自伝』(2011 文芸春秋)というのを読んでいます。そこから二つだけ抜き書きして、今日は寝ようと思います。なかなか胸がキュンとなる(オッサンだけ)お話です。 安野さんのお子さんが四歳の時、安野さんのお母さん(息子さんにはおばあさんに当たります)と口論されてたそうです。すると、 その子が「おばあちゃんもすきだよー、お父ちゃんもすきだよー」といって泣いた。この子の涙に、わたし . . . 本文を読む

お店をして見たかった!

2024年10月15日 21時45分31秒 | 私たちの社会・世界
 昔の子どもたちは、お店屋さんに夢を持っていました。お菓子をお腹いっぱい食べたいから、ケーキ屋さんをやりたい。うううん、お洒落な服装が好きだから、服屋さんをしてみたい。うううん、服を仕入れて売るよりコーディネートとか、アドバイスとか、お客さんとのコミュニケーションが楽しいから、わたしは店員さんがしてみたい。いえいえ、安くてたくさん買う楽しみがある駄菓子屋さんも楽しい。 いろいろなことを考えていまし . . . 本文を読む

秋の休日、ヤマガラとハトと

2024年10月14日 16時37分48秒 | トリたちとともに
 エゴの実はほとんどなくなりましたが、せっかくヤマガラたちが訪ねてくれたのだからと、奥さんは干しておいたカボチャのタネを砕いて、目につくところに置いたようです。 すると、さっそく見つけたヤマガラは少し食べてくれました。けれども、それから後は、カボチャのタネを食べたい雰囲気は見せませんでした。私たちがあまりに喜んでいるし、こちらの熱量が高すぎるから、ヤマガラたちは少し距離を置いたんでしょう。 地面に . . . 本文を読む

聖徳太子さまと私たち

2024年10月13日 19時13分24秒 | 本読んであれこれ
 上原 和さんの『わが回想の聖徳太子』という本をたぶん2回目だと思いますが、読んでいます。2回目だろうなと思いつつ、すべては何もかも新鮮で、こんなことが書いてあるね、知らないなあとフレッシュな気持ちで読んでいます。記憶がないというのは怖いことですが、フレッシュな気持ちであるというのは素晴らしい。でも、本当は、何度も考える中で新たなものが見えてくる方がいいはずなんだけど、まあ、それはできないですね。 . . . 本文を読む

倶知安、途中下車。

2024年10月12日 21時25分00秒 | きたぐにへの旅
 去年の秋、ピーチ航空に乗って新千歳に行き、そこから千歳市、小樽市、余市町、倶知安、長万部、東室蘭、苫小牧とグルッと函館本線・室蘭本線で一周する旅をしました。誰とも話をする機会はなかったけれど、私としては楽しい旅でした。 函館本線がなくなるというから、それに乗っておきたかったんです。たぶん、新幹線が通ったら、長万部から倶知安、余市、小樽を通る鉄道は廃止されるでしょう。もう私たちの力ではどうしようも . . . 本文を読む

やっと掛け布団生活!

2024年10月11日 21時58分42秒 | ザンネン日記・身辺雑記
長い何にもなし生活がありました。マリリンさんじゃないんだから、シャネルの5番よなんて言えないし、何かかぶればいいのに、暑いなぁと嘆き、エアコンは冷えるなぁと凍りついていました。でもやっと掛け布団がOKになった。これからは、掛け布団をもみくちゃにして寝ることができます。6時間続けて眠れるかな? まぁ、無理ですね。体と相談しながらこま切れ睡眠して行きます。もう . . . 本文を読む

雑誌の切り抜き・まりやさん

2024年10月10日 17時46分14秒 | はすっぱ好き?
 突然ですが、古い切り抜きです。1978年にデビューする前くらいでしょうか、雑誌は何だったのか、FM雑誌でしょうか。この頃はFMから自分の好きな音楽を見つけることが多かったようです。何しろ自分で好きなバンドを見つけることもできなくて、そもそも何が好きなのかもわからなくて、場当たり的な音楽探しをやっていました。 音楽なんかよりも、勉強が先だろう、ということはわかっていましたが、昔も今も、いつも、やる . . . 本文を読む

クナシリ、スズ、ミエ

2024年10月09日 21時21分49秒 | 海と水辺と船と
 わたしがクナシリの子どもなら、向こうに見えるシレトコへ行ってみたいと思うかな。エトロフに行けたとしても、何かを見るには装備が必要だろうし、軍のお世話にならなきゃいけないから、そんなところには行きたくないと思うはずです。 クナシリの子どもなら、モスクワに憧れるだろうか? あまりに遠くて、一週間も汽車に載せられるのは、何だか苦痛だな。お金もかかるし、モスクワに着いたとしても、仰々しいだけで、心が晴れ . . . 本文を読む

石見神楽を松阪で見る!

2024年10月08日 21時57分59秒 | わがまま音楽
 先週の土曜のお昼すぎ、石見神楽を松阪コミュニティセンター(通称・コミセン)で見ました。客席は500だそうで、1500人くらい収容できる市民会館は工事中なので、仕方なしにこちらで実施されたそうです。もう10年くらい、松阪市と島根県の浜田市との神楽での交流は続いているそうです。 きっかけは、400年前、安土桃山時代の豊臣政権のおり、滋賀県から連れて来られた蒲生氏郷という武将が松坂のお殿様となり、城下 . . . 本文を読む

空を飛ぶ夢

2024年10月07日 21時27分43秒 | わたしたち、家族
 かつては空を飛ぶ乗り物に乗っていて、どういうわけか足が不安定なところにあって、ズルッと滑ったらそのまま座席から抜け落ちてしまいそうで、「あっ、落ちてしまう」「落ちそう」というところでハッキリ目が覚めることがありました。 何かの不安を抱えていて、それが何かの拍子にフッと出たのか、なんていう解釈をしたものでした。今は、そんなしっかりとした夢を見ることもなくなりました。ずっと浅い夢の中にあって、フッと . . . 本文を読む

鳩の家

2024年10月06日 22時05分32秒 | トリたちとともに
 昨日の朝、奥さんが窓を開けたら、玄関の横にうずくまっているハトを見つけたそうです。彼女はあわてたそうです。 私たちにも教えてくれて、私もじっとしているハトをじっと見つめてみました。普通なら、自然に生きている生き物は、人間たちに見られたら、危険だと感じてどこかへ移動するはずです。けれども、動かないので、これは異常事態だということがわかりました。 何もプランはないし、もう少し様子を見ていたら、仲間が . . . 本文を読む

先生の空、私たちの空

2024年10月05日 20時28分41秒 | 空を見上げて
 これは高3の担任の先生が、28歳の時に撮った写真のようです。先生はこの学校の先輩であり、後輩である私たちはここから十数年の後にやって来ることになります。 私たちは、中堅というにはまだまだ若い先生にあれこれ教えていただき、どうにか高校を卒業しました。私は、理数系がほんとうにからっきしでした。語るも無残、何がわからないのかもわからない、すべてを拒否していたアホ生徒でした。それでもどうにか退学・落第せ . . . 本文を読む

高峰秀子さんを思い出しました!

2024年10月04日 06時21分53秒 | だいたい映画、ときどきテレビ
 昨日、『放浪記』(1962 東宝)という映画を観ました。久しぶりに2時間も映画というものに向き合いました。そこで林芙美子さんが気になって、どんな人だったのか、短い作品は読んだけれど、長いものは読んでなかったのに気づきました。『放浪記』を取り出してみました。 奥さんには、「お父さんは読んだはず!」と言われた。だから彼女も『放浪記』を読んだのだということでした(そうなのかな? 古本屋で箱入りの本を売 . . . 本文を読む

「放浪記」(1930)から

2024年10月03日 16時44分45秒 | 本読んであれこれ
 今日のお昼(10/3)のBSで『放浪記』(1962 東宝)を見ました。監督は成瀬巳喜男さんで、主演は高峰秀子さんでした。詩のお友だち・ライバルとしては草笛光子さんが出ておられたんですけど、当時から62年も経過しているのに、今とあまり変わらない感じで、それがすごいなと思うばかりでした。草笛さんはずっと同じ芸風で長くされてきたわけだ! 『放浪記』ですから、原作の林芙美子さんの文章が使われていて、その . . . 本文を読む

半島を訪ねよ! その1

2024年10月02日 21時10分17秒 | 聖地を巡礼しよう!
 これは2019年の元旦、指宿の家から少しだけ早起きして、母と港まで出てみると、ちょうど大隅半島から太陽が出てきたところでした。とても静かな感動で、新しい年が始まるけれど、とてもすがすがしい、何もかもがリフレッシュされるような素敵な朝を迎えることができた時の写真でした。 それから5年半過ぎて、何度か元旦というのを経過しましたが、あまり感動はありませんでした。太陽さえ見に行かなくなっていました。やは . . . 本文を読む