中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

大量に仕入れ、用途に応じて供給する

2014年03月03日 04時44分39秒 | 平成24年度森林・林業白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成24年度森林・林業白書」19ページ「森林・林業の再生を担う人材の役割」をみましたが、今日は20ページ「効率的な加工・流通体制の整備」をみます。

白書には、林野庁は、平成16年度から曲がり材や間伐材等を使用して集成材や合板を低コストかつ大ロットで安定的に供給する「新流通・加工システム」に、平成18年度からは林業と木材産業が連携した「新生産システム」に、さらに、平成21年度からは、木材加工・流通施設の整備を支援、平成23年からは工場の大規模化や複数工場の連携、需給情報のコーディネート等により、加工・流通体制の整備に取り組んできた、とあります。

上図は宮崎県の事例ですが、林野庁は、木材加工・流通施設の整備や素材生産業者の連携による原木供給の取りまとめ、ストックポイントを活用した仕分け・直送等の取組を支援しているようです。

一括して大量に仕入れ、用途に応じて細かく供給する。これは、商業では当たり前のことですが、林業では画期的である、ということを理解しなくてはなりませんね。
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