おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の68ページ「国際的枠組みの下で地球温暖化対策に取り組み」をみましたが、今日は69ページ「我が国の温室効果ガスの削減目標」をみます。
2008年に改定された「京都議定書目標達成計画」では、「京都議定書」に基づく温室効果ガス6%削減約束のうち、温室効果ガスの排出削減により0.6%、森林吸収源対策により3.8%、「京都メカニズム」により1.6%を確保することとしています。
2011年度の我が国の温室効果ガスの総排出量は、火力発電の増加で化石燃料の消費量が増加したことなどにより、前年度比4.0%増の13億800万CO2トンとなっており、基準年総排出量を3.7%(4,640万CO2トン)上回る水準となっています。
しかし、これに森林吸収量の目標、政府取得の京都メカニズムクレジット及び民間事業者等が「自主行動計画」達成のために取得した京都メカニズムクレジットを加味した場合には、基準年からの削減割合は4.0%になる。
そして、「京都議定書」第1約束期間のうち、2008年度から2011年度までの4か年でみると、全体として6%の削減目標を上回る削減量となっている。
つまり、平成23年度においては、総排出量は増加しているが、クレジットなどにより「京都議定書」の約束を履行しているということです。
ちょっとズルをしているようにも感じますが、目標達成に向けてどのようなことを行っているのか、明日からみていきましょう!
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の68ページ「国際的枠組みの下で地球温暖化対策に取り組み」をみましたが、今日は69ページ「我が国の温室効果ガスの削減目標」をみます。
2008年に改定された「京都議定書目標達成計画」では、「京都議定書」に基づく温室効果ガス6%削減約束のうち、温室効果ガスの排出削減により0.6%、森林吸収源対策により3.8%、「京都メカニズム」により1.6%を確保することとしています。
2011年度の我が国の温室効果ガスの総排出量は、火力発電の増加で化石燃料の消費量が増加したことなどにより、前年度比4.0%増の13億800万CO2トンとなっており、基準年総排出量を3.7%(4,640万CO2トン)上回る水準となっています。
しかし、これに森林吸収量の目標、政府取得の京都メカニズムクレジット及び民間事業者等が「自主行動計画」達成のために取得した京都メカニズムクレジットを加味した場合には、基準年からの削減割合は4.0%になる。
そして、「京都議定書」第1約束期間のうち、2008年度から2011年度までの4か年でみると、全体として6%の削減目標を上回る削減量となっている。
つまり、平成23年度においては、総排出量は増加しているが、クレジットなどにより「京都議定書」の約束を履行しているということです。
ちょっとズルをしているようにも感じますが、目標達成に向けてどのようなことを行っているのか、明日からみていきましょう!