中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

国有林野の新たな機能

2014年03月05日 05時52分41秒 | 平成24年度森林・林業白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成24年度森林・林業白書」23ページ「国有林野の概況」をみましたが、今日は27ページ「重視される機能に応じた管理経営の推進」をみます。

国有林野事業では、国民の多様な要請に対応するため、これまで「森林・林業基本計画」と「全国森林計画」の考え方に即して、個々の国有林野を重点的に発揮させるべき機能によって、「水土保全林」、「森林と人との共生林」及び「資源の循環利用林」の3つの機能類型に区分してきました。

しかし、平成23年7月の「森林・林業基本計画」と「全国森林計画」の見直しにより、地域主導により発揮を期待する機能ごとに5タイプに見直しています。

それが「山地災害防止タイプ」、「自然維持タイプ」、「森林空間利用タイプ」、「快適環境形成タイプ」及び「水源涵養タイプ」の5タイプです。

これまでの3つの面積は、平成24年4月時点で、「水土保全林」が515万ha、「森林と人との共生林」が216万ha、「資源の循環利用林」が27万haで、「水土保全林」と「森林と人との共生林」の2つが全体の9割以上を占めていたとあります。

あまりに大雑把すぎていたことから、より細分化して、国有林野事業が公益重視の管理経営の一層の推進を図ろうとしている訳ですね。

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