おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の30ページ「保護林の設定」をみましたが、今日は32ページ「野生生物の保護管理と鳥獣被害対策」をみます。
国有林野事業では、国有林野内に生育・生息する希少な野生生物の保護管理を図るため、野生生物の生育・生息状況の把握、生育・生息環境の維持・整備等に取り組んでいます。
一方、近年、シカによる森林植生への食害やクマによる樹木の剥皮等の野生鳥獣による森林被害が深刻化しており、希少な高山植物など他の生物への脅威ともなっており、平成23年度には、国有林野の約800haにおいて、シカやクマによる立木の被害が発生しています。
その対策の事例として、北海道のエゾシカ、九州のシカの取組が紹介されていますが、富士山周辺では、シカを一時的に餌付けした上で銃器により捕獲する「シャープシューティング」が行われているという記載があります。
「シャープシューティング」とは、単に餌付けと狙撃を組み合わせた方法ではなく、一定レベル以上の技量を有する射手、動物の行動をコントロールするための給餌、警戒心の強い個体の出現予防等の体制を備えた捕獲手法のことです。
こういう捕獲を展開しているとは、知らなかったですね。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の30ページ「保護林の設定」をみましたが、今日は32ページ「野生生物の保護管理と鳥獣被害対策」をみます。
国有林野事業では、国有林野内に生育・生息する希少な野生生物の保護管理を図るため、野生生物の生育・生息状況の把握、生育・生息環境の維持・整備等に取り組んでいます。
一方、近年、シカによる森林植生への食害やクマによる樹木の剥皮等の野生鳥獣による森林被害が深刻化しており、希少な高山植物など他の生物への脅威ともなっており、平成23年度には、国有林野の約800haにおいて、シカやクマによる立木の被害が発生しています。
その対策の事例として、北海道のエゾシカ、九州のシカの取組が紹介されていますが、富士山周辺では、シカを一時的に餌付けした上で銃器により捕獲する「シャープシューティング」が行われているという記載があります。
「シャープシューティング」とは、単に餌付けと狙撃を組み合わせた方法ではなく、一定レベル以上の技量を有する射手、動物の行動をコントロールするための給餌、警戒心の強い個体の出現予防等の体制を備えた捕獲手法のことです。
こういう捕獲を展開しているとは、知らなかったですね。