中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

枯死した木材を建築に活用する!

2014年03月18日 05時03分19秒 | 平成24年度森林・林業白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成24年度森林・林業白書」51ページ「応急仮設住宅の存続期間」をみましたが、今日は52ページ「新しいまちづくりに木材を活用」をみます。

被災地では、新しいまちづくりに当たり、住宅や建築物等に木材を活用する取組も広がっています。

例えば、岩手県釜石市の森林組合では、平成24年6月に、津波で流失した事務所の再建に当たり、スギ間伐材を用いた木造復興住宅のモデルルームを事務所に併設しています。

また、宮城県南三陸町の幼稚園では、同7月に、津波被害により枯死した樹齢200年余のスギ約200本を用いて、津波で流失した園舎を再建しています。

さらに、岩手県陸前高田市では、平成24年11月に、建築家のグループが、津波による塩害で枯死したスギを柱に使用して、被災住民が憩う施設を建設しており、この施設の建設プロセスは、同8月にイタリアで開催された「ベネチア・ビエンナーレ国際建築展」において最高賞を受賞しているとのことです。

東日本大震災の教訓を代々と受け継ぐために、枯死した木材を建築に活用するというのは非常に良い考えですね。

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