中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

地域における人口減少の理由

2014年06月28日 04時34分55秒 | 中小企業白書(2014年版)を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2014年版)119ページ「コラム2-2-1図 九州と北陸の人口移動(2012年)」をみましたが、今日は120ページ「第2-2-9図 都道府県別人口増加率(2005-2010年)」をみます。

下図は、厚生労働省の「人口動態統計」により中小企業庁が作成した2005年から 2010年にかけての都道府県別人口増減率を自然増加率と社会増加率に分けて見たもので、これを見ると、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、滋賀県、大阪府、福岡県で社会増加が起こっており、福岡県を除いて、三大都市圏及びその周辺都市で人口の社会増加が起こっていることが分かります。

白書は、地方圏は社会移動により、15-29歳の若者が男女共に流出しており、大幅な人口の社会減少が起こっている。また、若者、とりわけ若年女性が流出することにより、15-49歳女性人口割合が下がり、高齢比率は増加する。その結果、出生数が下がり、死亡数が増加するため、人口の自然減少が起こることとなる、としています。

このように、社会減少と自然減少の「ダブルの人口減少」により、地方圏の人口減少はそのスピードを増しており、事態は極めて深刻といえますが、このような状況を克服している地域があるので、明日はそれを見ていきます!

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