[10月6日11:15.天候:晴 埼玉県さいたま市中央区 斉藤家]
私の名前は愛原リサ。
今日はクラスメイトのサイトーの実家にお邪魔した。
サイトーの実家はお金持ちらしく、招かれた家も3階建ての豪邸だ。
裏手には広い庭なんかもあった。
さすがに、プールまでは無かったけど。
斉藤:「お父さん。このコが愛原リサさんよ」
リサ:「は、初めまして。愛原リサです。よ、よろしくお願いします」
斉藤の父親:「絵恋の父親です。絵恋の友達になってくれてありがとう。このコは人見知りが激しいから、なかなか友人ができなくてね。ちょっと付き合いにくい所があるかもだけど、どうぞよろしく」
サイトーのお父さんはなかなか威厳があるけど、優しそうな人だった。
ていうか……ちょっと、娘のことに対する認識は間違ってるかも。
サイトーは人見知りじゃなくて……まあ、いいや。
斉藤の父親:「後でお茶を持って行かせよう。ゆっくりして行きなさい」
リサ:「は、はい。ありがとうございます」
斉藤:「リサさん、私の部屋に行きましょ」
リサ:「うん」
サイトーは私の手を引くと、家の奥にあるエレベーターのボタンを押した。
……ん?エレベーター!?
リサ:「私の家みたいなマンションじゃないのに、エレベーター?」
斉藤:「うち、3階建てでしょ?あと地下室もあるの。お祖母ちゃんも住んでたからってね」
リサ:「はあ……」
エレベーターはうちのマンションにあるようなものじゃなく、まるでクローゼットの扉みたいなドアで、中もトイレくらいの広さだった。
トイレから便器を取った感じ。
斉藤:「私の部屋、3階にあるの」
リサ:「3階!スゴイ」
斉藤:「リサさんのマンションの部屋より低いから大したことないわ」
リサ:「マンションと比べるのはどうかな……」
動くスピードはマンションのそれよりも遅い。
3階に着いて、ドアが開いた。
リサ:「……!!」
斉藤:「どうしたの、リサさん?」
リサ:「……何でもない」
いつもエレベーターに乗り降りする前は緊張する。
研究所にいた頃、エレベーターに乗り込もうとした侵入者を倒す実験とか、逆にエレベーターの中から襲う実験とかさせられたからなぁ……。
斉藤:「こっちよ」
リサ:「うん」
私はエレベーターを降りて、右手突き当たりにある部屋に通された。
リサ:「広いお部屋だね」
斉藤:「ここに1人で寝泊まりするの、とても寂しいよ」
ピンク色のカーペット敷きの部屋で、広さは10帖ほどある。
私の部屋が6帖くらいだから、2倍近くか。
斉藤:「さ、座って座って」
リサ:「ベッドも広い!」
ダブルサイズくらいはある。
私の部屋のベッドはセミダブルだと愛原さんが言っていた。
たまたま安く手に入るベッドが、そのサイズしか無かっただけだ。
私は思わず、サイトーのベッドに背面ジャンプした。
斉藤:「ゴクッ……!(リサさんのパンツ丸見え……!)こ、コホン!えっと……何して遊ぼうかなぁ……」
私はその時、部屋の中にある物を見つけた。
リサ:「あれ何?」
斉藤:「ああ、あれはツイスターゲーム」
リサ:「やってみたい!」
斉藤:「いいわ。やってみましょ」
サイトーは箱の中から黄色や赤色の丸い絵が書いてあるシートを広げた。
斉藤:「じゃあ、やってみるよ」
リサ:「うん」
サイトーは機械の電源を入れた。
〔先攻、左手を黄色〕
斉藤:「左手を黄色ね。こうやって、指示された場所に手や足を置いて行くの」
リサ:「ほおほお」
斉藤:「小学校の時とかやんなかった?」
リサ:「やったかもしれないけど、記憶が無くて……」
斉藤:「あっ、ごめんなさい!記憶喪失だってこと、すっかり忘れて……ごめんなさい!」
リサ:「いい。平気。気にしてない。それより私の番」
〔後攻、右手を赤〕
リサ:「右手を赤」
〔先攻、右足を緑〕
斉藤:「あ、はい。右足を緑……」
こうして指示された通りにやっていくと、体が変に四つん這いになっていく。
〔後攻、左手を黄色〕
リサ:「うっ……!」
ちょっと……微妙にキツい。
少し伸ばせば届く……かも。
思わず私は左手を変化させて、シュルシュルと伸ばそうとしてしまった。
リサ:「おっと!」
いけない、いけない。
危うく正体がバレるところだった。
人間の腕の見た目のまま、微妙に伸びるくらいに……。
リサ:「届いた!」
斉藤:「リサさんって腕長いのね」
リサ:「そ、そんなことない……」
私は思いっ切り頭を横に振った。
斉藤:「そ、そんなことより……」
斉藤も体勢がキツそうだ。
斉藤:(さっきから私のオッパイやアソコに、リサさんの手や足が当たって……。ああ、いや!私もリサさんのオッパイ触ってるぅ……)
リサ:「サイトー、次はあなたの番」
斉藤:「わ、分かってるわよ。え、えーと……右足を赤……」
ムニッ!(右足の太ももがリサの胸に当たる)
リサ:「んっ……。サイトー、何かイヤらしい……」
斉藤:「も、萌ぇぇぇぇぇっ!!」
サイトー、何か叫び声を上げながら撃沈した。
斉藤:「はぁ……はぁ……」(*´Д`)
リサ:「サイトー、大丈夫?顔が真っ赤」
斉藤:「ご、ゴメンナサイね……。何か、とても幸せ……」
リサ:「うん、私も」
斉藤:(わ、私も!?こ、これって……萌ぇぇぇぇぇぇぇっ!!)
な、何かサイトー、大丈夫かな?
少し、壊れかかってるみたいだけど……。
リサ:「このゲームはそろそろ終わりにして、もっと別のことして遊びたい」
斉藤:「そ、そうね!今度は何がいい!?」
うつ伏せになっていたサイトーが、パッと飛び起きた。
リサ:「テレビゲームがいい」
斉藤:「テレビゲームね!こんなこともあろうかと、マンションの方から戻して来たのよ!」
リサ:「いつの間に!?」
斉藤:「PS4でいい!?VRもあるよ!」
リサ:「何でもあるね。PS4がいい」
斉藤:「PS4ね!ソフトは何がいい!?」
リサ:「うーん……。サイトーがオススメのヤツ」
斉藤:「私のオススメね!んーと……これなんかどう!?」
リサ:「うん。それにする」
斉藤:「分かったわ!」
サイトーが円盤をゲーム機に入れるのと、メイドさんがジュースを持って来てくれたのは同時だった。
メイド:「御嬢様、御昼食は如何なさいましょう?」
斉藤:「別に何でもいいわ。どうせお父さんの希望優先でしょう?」
メイド:「旦那様は大奥様の所へ行かれるので、御昼食は外で取られます」
斉藤:「あ、そうなの」
リサ:「大奥様?」
斉藤:「お祖母ちゃんのことよ。今、病院に入院してるの」
リサ:「ふーん……」
斉藤:「今これからゲームで盛り上がる所なんだから、この部屋に持って来てよ」
メイド:「かしこまりました。もしよろしければ、愛原様の御希望をお伺い致しますが?」
斉藤:「そ、そうね!リサさんは食べたい物無い?」
リサ:「うーん……」
その時、私はふとパスタを思い浮かべた。
リサ:「パスタ……」
斉藤:「パスタね!パスタを作って来て!」
メイド:「かしこまりました。どのようなパスタになさいますか?」
私は……。
1:ほうれん草とキノコのパスタを頼んだ。
2:ナポリタンを頼んだ。
3:ミートソースを頼んだ。
4:ヴォンゴレを頼んだ。
5:お任せすることにした。
※バッドエンド直行が1つだけあります。
私の名前は愛原リサ。
今日はクラスメイトのサイトーの実家にお邪魔した。
サイトーの実家はお金持ちらしく、招かれた家も3階建ての豪邸だ。
裏手には広い庭なんかもあった。
さすがに、プールまでは無かったけど。
斉藤:「お父さん。このコが愛原リサさんよ」
リサ:「は、初めまして。愛原リサです。よ、よろしくお願いします」
斉藤の父親:「絵恋の父親です。絵恋の友達になってくれてありがとう。このコは人見知りが激しいから、なかなか友人ができなくてね。ちょっと付き合いにくい所があるかもだけど、どうぞよろしく」
サイトーのお父さんはなかなか威厳があるけど、優しそうな人だった。
ていうか……ちょっと、娘のことに対する認識は間違ってるかも。
サイトーは人見知りじゃなくて……まあ、いいや。
斉藤の父親:「後でお茶を持って行かせよう。ゆっくりして行きなさい」
リサ:「は、はい。ありがとうございます」
斉藤:「リサさん、私の部屋に行きましょ」
リサ:「うん」
サイトーは私の手を引くと、家の奥にあるエレベーターのボタンを押した。
……ん?エレベーター!?
リサ:「私の家みたいなマンションじゃないのに、エレベーター?」
斉藤:「うち、3階建てでしょ?あと地下室もあるの。お祖母ちゃんも住んでたからってね」
リサ:「はあ……」
エレベーターはうちのマンションにあるようなものじゃなく、まるでクローゼットの扉みたいなドアで、中もトイレくらいの広さだった。
トイレから便器を取った感じ。
斉藤:「私の部屋、3階にあるの」
リサ:「3階!スゴイ」
斉藤:「リサさんのマンションの部屋より低いから大したことないわ」
リサ:「マンションと比べるのはどうかな……」
動くスピードはマンションのそれよりも遅い。
3階に着いて、ドアが開いた。
リサ:「……!!」
斉藤:「どうしたの、リサさん?」
リサ:「……何でもない」
いつもエレベーターに乗り降りする前は緊張する。
研究所にいた頃、エレベーターに乗り込もうとした侵入者を倒す実験とか、逆にエレベーターの中から襲う実験とかさせられたからなぁ……。
斉藤:「こっちよ」
リサ:「うん」
私はエレベーターを降りて、右手突き当たりにある部屋に通された。
リサ:「広いお部屋だね」
斉藤:「ここに1人で寝泊まりするの、とても寂しいよ」
ピンク色のカーペット敷きの部屋で、広さは10帖ほどある。
私の部屋が6帖くらいだから、2倍近くか。
斉藤:「さ、座って座って」
リサ:「ベッドも広い!」
ダブルサイズくらいはある。
私の部屋のベッドはセミダブルだと愛原さんが言っていた。
たまたま安く手に入るベッドが、そのサイズしか無かっただけだ。
私は思わず、サイトーのベッドに背面ジャンプした。
斉藤:「ゴクッ……!(リサさんのパンツ丸見え……!)こ、コホン!えっと……何して遊ぼうかなぁ……」
私はその時、部屋の中にある物を見つけた。
リサ:「あれ何?」
斉藤:「ああ、あれはツイスターゲーム」
リサ:「やってみたい!」
斉藤:「いいわ。やってみましょ」
サイトーは箱の中から黄色や赤色の丸い絵が書いてあるシートを広げた。
斉藤:「じゃあ、やってみるよ」
リサ:「うん」
サイトーは機械の電源を入れた。
〔先攻、左手を黄色〕
斉藤:「左手を黄色ね。こうやって、指示された場所に手や足を置いて行くの」
リサ:「ほおほお」
斉藤:「小学校の時とかやんなかった?」
リサ:「やったかもしれないけど、記憶が無くて……」
斉藤:「あっ、ごめんなさい!記憶喪失だってこと、すっかり忘れて……ごめんなさい!」
リサ:「いい。平気。気にしてない。それより私の番」
〔後攻、右手を赤〕
リサ:「右手を赤」
〔先攻、右足を緑〕
斉藤:「あ、はい。右足を緑……」
こうして指示された通りにやっていくと、体が変に四つん這いになっていく。
〔後攻、左手を黄色〕
リサ:「うっ……!」
ちょっと……微妙にキツい。
少し伸ばせば届く……かも。
思わず私は左手を変化させて、シュルシュルと伸ばそうとしてしまった。
リサ:「おっと!」
いけない、いけない。
危うく正体がバレるところだった。
人間の腕の見た目のまま、微妙に伸びるくらいに……。
リサ:「届いた!」
斉藤:「リサさんって腕長いのね」
リサ:「そ、そんなことない……」
私は思いっ切り頭を横に振った。
斉藤:「そ、そんなことより……」
斉藤も体勢がキツそうだ。
斉藤:(さっきから私のオッパイやアソコに、リサさんの手や足が当たって……。ああ、いや!私もリサさんのオッパイ触ってるぅ……)
リサ:「サイトー、次はあなたの番」
斉藤:「わ、分かってるわよ。え、えーと……右足を赤……」
ムニッ!(右足の太ももがリサの胸に当たる)
リサ:「んっ……。サイトー、何かイヤらしい……」
斉藤:「も、萌ぇぇぇぇぇっ!!」
サイトー、何か叫び声を上げながら撃沈した。
斉藤:「はぁ……はぁ……」(*´Д`)
リサ:「サイトー、大丈夫?顔が真っ赤」
斉藤:「ご、ゴメンナサイね……。何か、とても幸せ……」
リサ:「うん、私も」
斉藤:(わ、私も!?こ、これって……萌ぇぇぇぇぇぇぇっ!!)
な、何かサイトー、大丈夫かな?
少し、壊れかかってるみたいだけど……。
リサ:「このゲームはそろそろ終わりにして、もっと別のことして遊びたい」
斉藤:「そ、そうね!今度は何がいい!?」
うつ伏せになっていたサイトーが、パッと飛び起きた。
リサ:「テレビゲームがいい」
斉藤:「テレビゲームね!こんなこともあろうかと、マンションの方から戻して来たのよ!」
リサ:「いつの間に!?」
斉藤:「PS4でいい!?VRもあるよ!」
リサ:「何でもあるね。PS4がいい」
斉藤:「PS4ね!ソフトは何がいい!?」
リサ:「うーん……。サイトーがオススメのヤツ」
斉藤:「私のオススメね!んーと……これなんかどう!?」
リサ:「うん。それにする」
斉藤:「分かったわ!」
サイトーが円盤をゲーム機に入れるのと、メイドさんがジュースを持って来てくれたのは同時だった。
メイド:「御嬢様、御昼食は如何なさいましょう?」
斉藤:「別に何でもいいわ。どうせお父さんの希望優先でしょう?」
メイド:「旦那様は大奥様の所へ行かれるので、御昼食は外で取られます」
斉藤:「あ、そうなの」
リサ:「大奥様?」
斉藤:「お祖母ちゃんのことよ。今、病院に入院してるの」
リサ:「ふーん……」
斉藤:「今これからゲームで盛り上がる所なんだから、この部屋に持って来てよ」
メイド:「かしこまりました。もしよろしければ、愛原様の御希望をお伺い致しますが?」
斉藤:「そ、そうね!リサさんは食べたい物無い?」
リサ:「うーん……」
その時、私はふとパスタを思い浮かべた。
リサ:「パスタ……」
斉藤:「パスタね!パスタを作って来て!」
メイド:「かしこまりました。どのようなパスタになさいますか?」
私は……。
1:ほうれん草とキノコのパスタを頼んだ。
2:ナポリタンを頼んだ。
3:ミートソースを頼んだ。
4:ヴォンゴレを頼んだ。
5:お任せすることにした。
※バッドエンド直行が1つだけあります。