報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

物語の途中ですが、ここで超絶添書登山について御報告致します。 その2

2022-08-13 21:46:30 | 日記
[8月13日13:30.天候:雨 静岡県富士宮市上条 大石寺]

 御開扉は比較的空いていて、平日より少し多い程度。
 御住職の話によれば、お盆期間中、末寺の信徒はそっちで御経が行われる為、登山して来ないのだそうだ。
 ということは、今回の参加者は特別布教区の人達かな?
 夏休みらしく、子供の姿もあった。
 ……このコ達、大丈夫かな?
 『宗教2世』で悩んだりしないかな?と、余計な心配をしてしまう。
 何せ『宗教1世』の私でも、婚活相手に『普段着の折伏(まずは相手に、自分が信仰をしていることを伝えること)』をするだけで、断られるくらいだで?
 中等部・高等部研修会で洗脳済みですかな?
 とはいうものの、こんなことを言ったら、悩んでいる『宗教2世』に銃で撃たれるかもしれないが、簡単に悩みを解決する方法がある。
 身も蓋も無いが、「あなたも洗脳されなさい」ということだ。
 邪宗・邪教・異流儀の2世で悩んでいるのなら、是非とも日蓮正宗に来てもらたいたところだが、仏縁が無くて日蓮正宗なんて名前すら聞く機会が無いまま終わってしまうのがオチなんだよね。
 誰かを銃を撃ち殺すくらいなら、「おとなしく洗脳されなさい」ということになる。
 ……おっと、私は一世の立場から言ってるだけだ。
 私を銃で撃たないでくれよ?
 もっとも、洗脳できるか否かは一世の信心と人徳に掛かっている。
 山上容疑者の母親は、どうも自己中な性格のようで、息子を上手く洗脳させようとはしなかったようだし、こういうのが信心されても困るんだよねーというのが本音である。
 ちゃんと子供を連れて来なさい。
 まずは、それからだ。

 トチロ~:「おい!
 雲羽:「はい!?な、何スか!?」

[同日14:40.天候:曇 大石寺第2ターミナル→富士急静岡バス車内]

 トチロ~さんによく似た天の声が聞こえて来たので、急いで下山することにする。
 いつも14時40分発の方が混んでいるので、私はその次の15時ちょうど発に乗ることが多い。
 が、今日は元々登山者が少なかったせいか、バスも空いていたので、14時40分発に乗ることにする。
 西富士道路を通過する為か、バスは一般の路線バスながら、シートベルト付きの座席。
 西富士道路を走ったことのある方なら分かると思うが、あそこはかつて有料道路だった頃の名残で、最高速度が80キロという高規格道路である。
 道路交通法だったか道路運送法だったか忘れたが、時速60キロを超えて走行する際、バスは基本的に全員着席の上、シートベルト着用というのがある。
 それに合わせたものだろう。
 なのでシートベルト着用は、西富士道路走行中のみで良いということになる。
 国道も混雑しておらず、こちらも順調に富士市内に入る。
 直前の運行情報では、東海道新幹線は台風で遅延していて、意外にも東海道本線に遅延は無いということだったので、富士駅で降りて東海道線に乗ることにした。

[同日15:25.天候:雨 静岡県富士市 JR富士駅→東海道本線1458M列車先頭車内]

 私は東京~蕨間の通勤定期は持っているので、乗車券は富士~東京間だけで良いことなる。
 SuicaなどのICカードは使えない。
 JR東海~東日本は、相互利用ができないからである。
 紙のキップを買おうとしたが、何故か券売機で買えない(在来線の長距離乗車券だけ、というのが券売機で買えないという意味)。
 有人窓口に行くと、すぐに売ってくれた。
 因みに東京駅から蕨駅までのSuica定期券コンボについて聞くと、やはりそれでの利用は可能という。
 しかし、紙のキップで自動改札機を使うしてしまうと、Suicaの方は乗車履歴が残らず、蕨駅の改札口では出られない。
 この場合、どうしたら良いか駅員氏に聞くと、

 駅員:「蕨駅の有人改札口で、紙のキップとSuicaの2枚を提示してください」

 とのこと。
 ふむ、そういうことになるか。
 東海道本線は、ダイヤ通り。
 1458M列車は5両編成。
 前3両が旧型の211系、後ろ2両が新型の313系という編成。
 全部ロングシートである。
 313系は身延線で乗ったので、211系の方に乗ってみる。
 うん、まあロングシートだな。
 車内は空いていた。
 運行は頗る順調。
 終点の熱海には16時9分に着くが、台風などもろともしない定時ぶり。
 どうだい?
 これなら、熱海から先も大丈夫だと思ってしまうよね?
 本当は、ここで新幹線に乗り換えるのが正解だったようだ。

[同日16:21.天候:雨 静岡県熱海市 JR熱海駅→東海道本線1642E列車5号車内]

 熱海駅からはE231系15両となり、2階建てグリーン車が2両連結されるので、グリーン券を購入してグリーン車に乗った。
 熱海から赤羽駅までは800円。
 グリーン車といっても、新幹線のそれみたいな重厚なものではなく、ぶっちゃけ新幹線の自由席よりもシートピッチは狭い(が、奉安堂のシートピッチよりは広い)。
 2階席が大人気席だが、私はあえて4号車よりの平屋席に座る。
 この個室感覚が好きなのだよ。
 もっとも、台車の外側に位置しているので揺れは大きい。
 乗り物酔いしやすい人には、勧められない。
 で、発車が6分ほど遅れた。
 これだけで、もう嫌な予感。
 やはり、徐行運転を繰り返したことで、遅れは更に拡大していき、平塚辺りで、ついに上野東京ラインとの乗り入れが中止となってしまった。
 本当は宇都宮線直通の小金井行きだったのだが、東京止まりになってしまったわけである。
 で、なるべく蕨駅に近いのが赤羽駅だったので、グリーン券も赤羽まで購入していた。
 はて、東京駅から北の分はどうするのか?
 これまた、ムダなことになる。
 規則上は東京駅から山手線か京浜東北線に乗って上野まで行き、そこで折り返し運転をしている宇都宮線から高崎線のグリーン車を赤羽まで乗って良いのである。
 でもねぇ……。
 そんなことするくらいなら、東京駅で最初から京浜東北線に乗り換えてしまうよ。
 そうなると、東京~赤羽間のグリーン料金は無駄になってしまうのかというと、そうでもない。
 実は熱海から東京までと、熱海から赤羽までのグリーン料金は同じなのである。
 その為、東京駅で途中下車しても私は損にならないのである。
 東京駅に到着した時、およそ50分遅れであった。

[同日18:59.天候:雨 JR東京駅→京浜東北線1722B電車2号車内]

 京浜東北線は、周りの中距離電車が悉くダイヤ乱れを起こしている中、順調に運転していた。
 いっそのこと、大船で乗り換えた方が良かったか?
 そんな嫌味が出て来るほどだった。

[同日19:34.天候:雨 埼玉県蕨市 JR蕨駅]

 いつもの通勤電車が順調に走ってくれることは、本当にありがたい。
 この駅で降りて、富士駅の駅員氏に言われた通り、有人改札口に向かう。
 そこにいた駅員氏に、紙のキップとSuicaを見せて事情を説明すると、

 駅員:「それでは紙の乗車券だけ頂きます」

 とのことで、特にSuicaをどうこうすることはなかった。

 とまあ、こんな感じの超絶な旅。
 結果的には御登山できて、列車遅延というロスはあったものの、何とか無事に帰れたので良かったのではないかな。
 結果だけ見れば、確かに御加護はあったのだと思う。
 ただ、あくまで結果論だ。
 安全最優先の観点からすれば、中止や延期も悪い判断ではなかったかと思う。

 次回の御登山予定日は、9月23日。
 今度は台風に妨害されぬよう願うものである。
コメント (1)
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物語の途中ですが、ここで超絶添書登山について御報告致します。 その1

2022-08-13 20:35:45 | 日記
[8月13日05:15.天候:曇 埼玉県蕨市 JR蕨駅→京浜東北線509A電車10号車内]

 土曜日の朝であるが、どちらかというと日曜日の客数に近い。
 この時点で川口市・蕨市の天候は曇。
 時折、サーッと雨が降るくらい。
 風も吹いておらず、本当に台風が来るのか疑わしく思うほど。
 もちろん、電車はダイヤ通りの運行。

[同日06:20.天候:曇 東京都千代田区丸の内 JR東京駅→JRバスターミナル→JRバステック急行101号]

 バスターミナルの案内所が開くのは6時からなので注意。
 売店は8時からなので、この時間は利用できない。
 ジュースの自販機とパンの自販機は利用できるので、ここでパンとお茶を購入する。
 尚、当たり前だが乗り場は八重洲南口であり、日本橋口は降車専用である。
 たまに間違えて逆に行く人を見かけるので注意。

 

 別の日に撮影した同便のバス。
 Twitterのサムネにも使わせて頂いております。
 車内は7割から8割のくらいの乗客数。
 首都高速や東名高速は空いており、1度も渋滞に巻き込まれることはなかった。
 珍しいことである。
 3月に同便を利用した時は、1時間50分も遅れたので、ある程度の遅延は覚悟していたのだが。
 尚、車内はWi-Fi、トイレ完備。

[同日08:45.天候:雨 静岡県富士市伝法 東名富士バス停→伝法二丁目バス停]

 

 東名高速、富士インターチェンジ内にある東名富士バス停には5分遅れで到着した。
 しかし、前回の超絶大遅延ぶりと比べれば、定刻扱いと言えるだろう。
 ここで私と若いカップル2名が降りる。
 タクシー乗り場を見ると、今回もタクシーが待機しているということはなかった。
 他では東名御殿場や東名沼津でも似たような状態であり、あまり高速バスの客相手に、タクシーは商売にならないのかもしれない。
 駐車場に柄の悪そうな男達が数人たむろしていた。
 誰かを待っている様子だったが、私ではないことは確かだ。
 鉄道の方は警備が強化されているが、道路の方はそうでもなさそうなので、柄の悪い連中は鉄道から道路にシフトしたのだろうか。
 ここから、伝法二丁目バス停に移動する。
 ウィキペディアでは徒歩7分とあるが、実際は10分以上掛かった。
 迷ったわけではないが、時間には余裕を持った方が良い。
 東名富士からだと県道414号線に向かい、そこに出たら右に曲がる。
 最初の十字路交差点を渡ると富士宮方面のバスが来る。
 バス停の目印は、スイミングスクールの向かい辺り。

 

 伝法二丁目バス停のポール。
 
 

 バス停の時刻表。
 分かりにくくて申し訳ないが、私が乗ったのは9時5分発、富士宮駅経由、富士山世界遺産センター行きである。

[同日09:38.天候:雨 静岡県富士宮市 JR富士宮駅→身延線3627G列車先頭車内]

 伝法二丁目から乗ったバスは、富士急静岡バスの大型車。
 しかし、乗客はゼロの状態でやってきて、その後も途中乗車は無し。
 つまり、客は私1人だけだったということ。
 電車の方は、早くも遅延。
 東海道本線が台風の影響で遅延しており、その接続待ちでもしていたのか、身延線も6分ほど遅れた。

 

 車内はボックスシート付きの313系。
 これで広布……もとい、甲府まで行くそうだ。
 私は次の西富士宮まで乗る。
 しばらくして、身延線が西富士宮から北が台風の影響で運転見合わせになったことから、これが実質的に西富士宮駅から北に向かう最後の列車だったと思われる。

[同日09:40.天候:雨 同市内 JR西富士宮駅→第一交通]

 西富士宮駅からはタクシーで大石寺に向かった。
 第一交通は全国的に営業展開しているタクシー会社だが、かつては篠原タクシーという会社を第一交通が買い取ったもの。
 今でも車体の塗装が、篠原タクシー時代のものがある。
 私が乗ったのは、黒塗りのトヨタ・コンフォート。

 運転手:「大石寺さん辺りは富士山に遮られるんで、いつもあんまり台風の影響が出ないんですよねぇ」

 と、話していたが、これが一般人の見方。
 信仰者(御住職)が後で話してくれたことによると、「大石寺は(仏力法力まします大御本尊様によって)護られている」とのこと。

[同日10:00.天候:雨 静岡県富士宮市上条 多宝富士大日蓮華山大石寺]

 ↑大石寺の正式名称である。
 報恩坊に到着し、盂蘭盆の御経を挙げて頂く。
 御住職とマンツーマンという緊張するシチュエーションだが、これもまた小規模寺院の良い所か。
 恐らく、大寺院の法道院や巨大規模の妙観講ではできないことだろう。
 はて、ここで少し迷った。
 いや、塔婆供養をしたからには、御焼香をするだろう?
 そのタイミングって、いつだったっけ?
 如来寿量品に入ると御住職が先に向かわれる。
 その間、私が単独で読経することになるのだが、こんなものはいつもの勤行と同じ。
 はて?私はこの後、すぐに御焼香していいんだっけ?
 いつもあんまり塔婆供養しないもんで、当然御焼香もロクすっぽしないもんだから、すっかり忘れた。
 自我偈の時だったっけ?それとも唱題に入ってから???
 うーん……。
 かといって、このまましないわけにもなぁ……。
 何だか、御住職の読経に圧が掛かってきつつあるような気がする。
 気のせいかももしれないが、きっと、「コイツはいつ御焼香するんだ?」と、思われてるのかもしれない。
 間を取って、自我偈に入ってから御焼香をしてみる。
 まあ、後で何か言われたわけではないから、それで良かったのだろう。
 そういうことにしておく。
 多分、顕正会や創価学会では、「こんな形式に拘ってどうするんだい?そんなんでいちいち悩むなよw」と、思うかもしれない。
 というか多分、私が顕正会員だったら、そんな法華講員を嗤っていたと思う。

 御経の後で、御住職から塔婆供養の何たるかについて御説法を賜る。
 私は何となく先祖供養としての意味に捉えていたが、上七代(かみしちだい。自分から遡って、七代先の御先祖のこと)まで追善供養できるだけでなく、下七代(しもしちだい。言うまでも無く、自分から数えて七代先の子孫)まで供養できるとのことだが、生涯独身年齢まであと10歳を切った私には、下一代すら困難のような気がするのだが……。

[同日12:10.天候:雨 大石寺境内 藤のや]

 

 行きつけ“なかみせ”さんが閉店していたので、第2の行きつけ、“藤のや”さんに向かう。
 そこで注文したのはカレーライス。

 

 なかなか個性的な盛り付けだ。
 “なかみせ”が食堂のカレーなら、こちらは本当に喫茶店のカレーといった感じ。
 “藤のや”さんは大石寺売店で唯一の喫茶店なので、時間調整などには重宝する。
 その為、私の作品に大石寺が登場する時、主人公達が一服や時間調整などで利用することが多い店に指定させて頂いている(無許可w)。
 “大魔道師の弟子”では、日蓮正宗信徒でもある稲生勇太が御登山する時、マリアなどを同行させた場合、彼女らは“藤のや”で待機していることが多い。

 ありゃりゃ?長くなっちゃった。
 取りあえず一旦、ここで切りましょう。
 続きはまた次回に。
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