[4月13日16時45分 天候:曇 東京都墨田区菊川2丁目 都営バス菊川駅前バス停→都営地下鉄菊川駅→ファミリーマート]
リサはレイチェルを送りに、菊川駅前のバス停に向かった。
レイチェル「それではリサ、また明日、学校で」
リサ「うん。気を付けて」
築地駅前行きのバスがやってくる。
レイチェルは前扉からバスに乗ると、愛原からもらったバス代を運賃箱の中に入れた。
そして、他の乗客も乗り込むと、バスは扉を閉めて発車して行った。
リサ「……よし」
リサはバスが発車して行ったのを見届けると、すぐ近くの地下鉄の駅に入って行った。
そこで手持ちのPasmoにチャージをする為である。
リサ「ふーん……」
改札外コンコースに下りるが、ここにもホームからの風が吹いている。
何故かこの駅は、トンネルからの風が強く吹く駅なのだ。
その為、エスカレーターや階段付近には、『強風にご注意ください』という注意書きがしてあるほどだ。
リサは券売機の前に立つと、それでPasmoをチャージした。
これで帰りのコンビニで買い物ができる。
リサ(オリジナル先輩も、エブリンも、本当はこういう生活したかっただろうに……)
リサがそう思うと、少し血圧が上がる感じを受ける。
Gウィルスが反応したのだ。
Gウィルスは、オリジナルのリサ・トレヴァーが生み出したウィルス。
それを日本の亜種が受け継いでいるわけだ。
Gウィルスは本当の生みの親を知っているらしく、たまにリサがオリジナルのリサ・トレヴァーを思い出すと、懐かしがるように疼くことがある。
リサ(帰ったら、またあの映画観ようかなぁ……)
オリジナルのリサ・トレヴァーが登場する映画、リサは愛原に頼み込んでDVDを買ってもらっている。
リサ(となると、お菓子買って行かなきゃね)
リサはエスカレーターに乗ると、地上に戻った。
菊川駅のエスカレーターは途中までしか無いので、地上に出るには、途中から階段になるのだが。
リサは駅前のコンビニに入った。
リサ「これと、これとこれと……」
食べたいお菓子とジュースを買い込んで、レジに向かう。
店員「お客様、この商品は……」
リサ「ん?」
店員は“鬼ころし”を手に取った。
店員「未成年のお客様にはお売りできません」
リサ「中身はアラフィフのオバハンだけど、ダメ?」
店員「はあ?」
リサ、『中身がオッサン』は認めなかったものの、オバハンは認める。
リサ「……キャンセルします」
店員「はい」
家にストックがあれば、それを飲ませてもらうことにした。
店員「ありがとうございました」
“鬼ころし”はキャンセルして、それ以外の物ほ購入する。
リサ「“鬼ころし”くらい、いいじゃんねー」
[同日17時10分 天候:曇 同地区内 愛原学探偵事務所2階]
リサ「ただいまァ」
愛原「お帰り。今週末、何か予定ある?」
リサ「今のところは無いよ。どうして?」
愛原「いや、仙台の両親が上京してくる」
リサ「ほお!」
愛原「但し、1泊だけな」
リサ「えっ、何で?」
愛原「旅の途中に立ち寄るからなんだよ。団塊世代は金も時間もあるからな。実に羨ましい」
リサ「先生のお父さんとお母さん、どこに行くの?」
愛原「沖縄だって」
リサ「沖縄!わたし達、これから行くのに!」
愛原「両親達の新婚旅行が沖縄だったんだが、死ぬ前にもう1度行きたいとか言ってたからな。満を持してそろそろ……ってことなんじゃないの?確かにゴールデンウィーク前だと、料金も安いだろうし」
リサ「そうだろうね。で、わたし達の新婚旅行は?」
愛原「まだ結婚してないだろ」
リサ「作者の弟みたいに、わたし達も沖縄でやろうよ~」
愛原「個人的には北海道カード使いたい」
リサ「いいね!で、いつにする!?」
リサは興奮して、鬼形態に戻った。
愛原「もっと先!せめて、お前の職業が『学生』であるうちはムリ!」
リサ「あ、やっぱり大学行くのやめようかな……」
愛原「そもそも今、宙に浮いてる状態だろうが。遅くとも、夏休み前までにはもう進路決定しないといけないんだぞ?」
リサ「分かってるよ。とにかく今週末、1泊だけ先生のお父さんとお母さんに付き合えばいいんだね!?」
愛原「沖縄には温泉が無いから、せめて温泉にゆっくり浸かりたいとかは言ってたな」
リサ「じゃあ、泊まりの準備しておくね」
愛原「今日明日の話じゃないからな?」
リサはお菓子類をしまっておく為に、3階に向かった。
リサ「ただいまァ」
高橋「おっ、もう帰って来たのか」
リサ「レイチェルを送って、買い物してきただけだから。わたしのお菓子、食べないでよ?」
高橋「ビールのつまみにもなんねぇ、甘いのは食わねーよ」
高橋はキッチンにいて、夕食の支度をしていた。
今日は高橋が夕食当番なのだ。
高橋「それより、オメーも手伝え。先生の為だぞ?」
リサ「分かった。ちょっと着替えて来るよ」
リサはそう言って、今度は4階の自分の部屋に向かった。
そして、着ている制服を脱ぎ始める。

リサ「宿題は夜に片付けよう」
そして、クロゼットの中から体操服とブルマに穿き替える。
体育で穿いた緑のブルマは校庭での授業だったこともあり、汚れてる感があったので、紺色のブルマに穿き替えた。

リサ「これでよし」
スマホだけ持って、リサは3階に下りた。
リサ「お待たせー」
高橋「そっちで野菜切ってくれ」
リサ「はーい。肉は?」
高橋「お前にやらせると、つまみ食いするからダメだ」
リサ「ちっ……」
リサは手を洗ってから包丁を握ると、野菜を切り始めた。
リサ「今週末は先生のお父さんとお母さんが来るんだって」
高橋「俺とパールも挨拶するから、オメーも失礼の無いようにしろよ?」
リサ「分かってるよ」
高橋「少なくとも、そんな恰好じゃダメだぞ?」
リサ「分かってるって」
リサが体操服にブルマ姿になるのは、愛原の気を引く為である。
リサはレイチェルを送りに、菊川駅前のバス停に向かった。
レイチェル「それではリサ、また明日、学校で」
リサ「うん。気を付けて」
築地駅前行きのバスがやってくる。
レイチェルは前扉からバスに乗ると、愛原からもらったバス代を運賃箱の中に入れた。
そして、他の乗客も乗り込むと、バスは扉を閉めて発車して行った。
リサ「……よし」
リサはバスが発車して行ったのを見届けると、すぐ近くの地下鉄の駅に入って行った。
そこで手持ちのPasmoにチャージをする為である。
リサ「ふーん……」
改札外コンコースに下りるが、ここにもホームからの風が吹いている。
何故かこの駅は、トンネルからの風が強く吹く駅なのだ。
その為、エスカレーターや階段付近には、『強風にご注意ください』という注意書きがしてあるほどだ。
リサは券売機の前に立つと、それでPasmoをチャージした。
これで帰りのコンビニで買い物ができる。
リサ(オリジナル先輩も、エブリンも、本当はこういう生活したかっただろうに……)
リサがそう思うと、少し血圧が上がる感じを受ける。
Gウィルスが反応したのだ。
Gウィルスは、オリジナルのリサ・トレヴァーが生み出したウィルス。
それを日本の亜種が受け継いでいるわけだ。
Gウィルスは本当の生みの親を知っているらしく、たまにリサがオリジナルのリサ・トレヴァーを思い出すと、懐かしがるように疼くことがある。
リサ(帰ったら、またあの映画観ようかなぁ……)
オリジナルのリサ・トレヴァーが登場する映画、リサは愛原に頼み込んでDVDを買ってもらっている。
リサ(となると、お菓子買って行かなきゃね)
リサはエスカレーターに乗ると、地上に戻った。
菊川駅のエスカレーターは途中までしか無いので、地上に出るには、途中から階段になるのだが。
リサは駅前のコンビニに入った。
リサ「これと、これとこれと……」
食べたいお菓子とジュースを買い込んで、レジに向かう。
店員「お客様、この商品は……」
リサ「ん?」
店員は“鬼ころし”を手に取った。
店員「未成年のお客様にはお売りできません」
リサ「中身はアラフィフのオバハンだけど、ダメ?」
店員「はあ?」
リサ、『中身がオッサン』は認めなかったものの、オバハンは認める。
リサ「……キャンセルします」
店員「はい」
家にストックがあれば、それを飲ませてもらうことにした。
店員「ありがとうございました」
“鬼ころし”はキャンセルして、それ以外の物ほ購入する。
リサ「“鬼ころし”くらい、いいじゃんねー」
[同日17時10分 天候:曇 同地区内 愛原学探偵事務所2階]
リサ「ただいまァ」
愛原「お帰り。今週末、何か予定ある?」
リサ「今のところは無いよ。どうして?」
愛原「いや、仙台の両親が上京してくる」
リサ「ほお!」
愛原「但し、1泊だけな」
リサ「えっ、何で?」
愛原「旅の途中に立ち寄るからなんだよ。団塊世代は金も時間もあるからな。実に羨ましい」
リサ「先生のお父さんとお母さん、どこに行くの?」
愛原「沖縄だって」
リサ「沖縄!わたし達、これから行くのに!」
愛原「両親達の新婚旅行が沖縄だったんだが、死ぬ前にもう1度行きたいとか言ってたからな。満を持してそろそろ……ってことなんじゃないの?確かにゴールデンウィーク前だと、料金も安いだろうし」
リサ「そうだろうね。で、わたし達の新婚旅行は?」
愛原「まだ結婚してないだろ」
リサ「作者の弟みたいに、わたし達も沖縄でやろうよ~」
愛原「個人的には北海道カード使いたい」
リサ「いいね!で、いつにする!?」
リサは興奮して、鬼形態に戻った。
愛原「もっと先!せめて、お前の職業が『学生』であるうちはムリ!」
リサ「あ、やっぱり大学行くのやめようかな……」
愛原「そもそも今、宙に浮いてる状態だろうが。遅くとも、夏休み前までにはもう進路決定しないといけないんだぞ?」
リサ「分かってるよ。とにかく今週末、1泊だけ先生のお父さんとお母さんに付き合えばいいんだね!?」
愛原「沖縄には温泉が無いから、せめて温泉にゆっくり浸かりたいとかは言ってたな」
リサ「じゃあ、泊まりの準備しておくね」
愛原「今日明日の話じゃないからな?」
リサはお菓子類をしまっておく為に、3階に向かった。
リサ「ただいまァ」
高橋「おっ、もう帰って来たのか」
リサ「レイチェルを送って、買い物してきただけだから。わたしのお菓子、食べないでよ?」
高橋「ビールのつまみにもなんねぇ、甘いのは食わねーよ」
高橋はキッチンにいて、夕食の支度をしていた。
今日は高橋が夕食当番なのだ。
高橋「それより、オメーも手伝え。先生の為だぞ?」
リサ「分かった。ちょっと着替えて来るよ」
リサはそう言って、今度は4階の自分の部屋に向かった。
そして、着ている制服を脱ぎ始める。

リサ「宿題は夜に片付けよう」
そして、クロゼットの中から体操服とブルマに穿き替える。
体育で穿いた緑のブルマは校庭での授業だったこともあり、汚れてる感があったので、紺色のブルマに穿き替えた。

リサ「これでよし」
スマホだけ持って、リサは3階に下りた。
リサ「お待たせー」
高橋「そっちで野菜切ってくれ」
リサ「はーい。肉は?」
高橋「お前にやらせると、つまみ食いするからダメだ」
リサ「ちっ……」
リサは手を洗ってから包丁を握ると、野菜を切り始めた。
リサ「今週末は先生のお父さんとお母さんが来るんだって」
高橋「俺とパールも挨拶するから、オメーも失礼の無いようにしろよ?」
リサ「分かってるよ」
高橋「少なくとも、そんな恰好じゃダメだぞ?」
リサ「分かってるって」
リサが体操服にブルマ姿になるのは、愛原の気を引く為である。