秀吉の作った町、長浜へ足を伸ばしました。
長浜の町を南北に貫く北国街道は、かつて江戸日本橋を起点とした五街道に次ぐ重要な道で、多くの武将や旅人の往来、荷物の運搬で賑わった、といわれています。
昔の面影が漂うレトロな町並みです。
太閤秀吉の町らしいマンホールの蓋。
以前読んだ「美女いくさ」の主人公、小督(大河ドラマでは「小江」ですね)の生誕地だけあって、格別の親しみを感じる町でした。
昼食は「石焼近江牛定食」を頂きましたが、
あまりの空腹で一気に食べてしまい画像がありません。
しかし!
あはは!
地ビールの画像だけは忘れていませんね(笑)
長浜浪漫ビール ピルスナーです。
美味しいビールでした。
お腹いっぱいになったところで、京都へ行くことに。
長浜から新快速で1時間と少し。
昨年から阿修羅さまにお会いして以来、ずっとずっとお会いしたかった弥勒菩薩さまに会いに広隆寺へ。
国宝第一号 である弥勒菩薩半跏思惟像です。
拝観されている方は十数名だったかと思います。
ゆっくりお会いすることができました。
世のすべての悩み、苦しみから衆生を救うと言う慈悲の仏さま。
そんな仏さま、いるわけないじゃない!
助けてくれる?
だったら今すぐにでも助けてよ!
生意気な若かりし頃の私はそう思っていました。
しかし、50歳を迎え、
自分の力ではどうすることもできない苦しみや悩みを抱くことが多くなりました。
「いつか必ず救われる」
そう信じる、信じずにはおれない、そんな慈悲深く美しい弥勒さまでした。