とまぴーSTYLE

よく食べ、よく笑い、よく遊び♪
元気が一番!
今日も豊かな一日になりますように・・・

春野菜の茹でサラダ

2013-04-24 13:45:38 | 食べること
どの季節もそうなんだけど、
旬のモノって心から美味しい!と思う。

今の季節を謳歌しつつあるものを我々人間は食すのだから、美味しくないわけがない。
だからこそ!いつも感謝して頂こう。



スナップえんどうとアスパラガスは色よく茹でます。
私は普通のトマトを使いましたが、プチトマトがいいかもしれません。

醤油、オリーブオイル、酢(りんご酢、とありましたが、我が家は普通の穀物酢)それぞれ同じ分量で。
柚子こしょう…これは各家庭でのお好みの分量がいいかな。
よく混ぜ合わせ、食べる直前に野菜にかけます。
そして、鰹節を載せます。

とても美味しい!
柚子こしょうと鰹節の相性も抜群だし、
茹で野菜のサクサクした歯応えがたまらない。

サラダ、と言うより、おかず♪ですね。

このドレッシングと鰹節の組み合わせは何にでもいける、と思います。
温野菜はもちろん、葉ものにも。

お試しくださいね♪
コメント (8)
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「歌に私は泣くだらう」

2013-04-24 13:29:46 | 



永田和宏(著)

「妻・河野裕子 闘病の十年」と副題にあるように、
乳癌を発症された奥様を看取った十年の記録です。

闘病モノはしんどいです。
自分の経験や友人のこと家族のこと、いろいろが頭を過るし、思い出してしまうことが多すぎる。
しかし、この数年、この本が発刊されてから、ずっとずっと読みたい本でした。
図書館で借りました。
返すのがもったいなくて、もったいなくて。


結婚してからも相聞歌を交わせるほどに仲の良いご夫婦。
と言うか、お互いの趣味、生業が短歌作りだからこそ、なせる業。

私もこの年になったからこそだからか、胸に沁み、絞めつける歌のなんと多いことか!


手術前日の歌

「明日になれば切られてしまうこの胸を覚えておかむ湯にうつ伏せり」

女だものね。。。


「ああ寒いわたしの左側にいてほしい暖かな体、もたれるために」

「病気して何かが狂ひ始めたり狂はぬやうに体調整ふ」

「歩くこと歩けることが大切な一日なりし病院より帰る」

「白木槿(むくげ)あなたにだけは言い残す私は妻だったのよ触れられもせず」

「あの時の壊れたわたしを抱きしめてあなたは泣いた泣くより無くて」

「まぎれなく転移箇所は三つありいよいよ来ましたかと主治医に言えり」

「髪あるうちにと家族三人が撮りくれし写真の中の誰もほほゑみて」

「この家に君との時間はどれくらゐ残つてゐるか梁よ答えよ」

「わたししかあなたを包めぬかなしさがわたいを守りてくれぬ四十年かけて」

「長生きして欲しいと誰彼数えつつつひにはあなたひとりを数ふ」

最後の数首のうちの一首

「手をのべてあなたとあなたに触れたときに息が足りないこの世の息が」

「さみしくてあたたかかりきこの世にて会い得しことを幸せと思ふ」


永田和宏氏の歌

「一日が過ぎれば一日減ってゆく君との時間 もうすぐ夏至だ」



これを読んで、とは言えません。
病気の話は辛いし、それぞれの自身と重なるのも辛いでしょう。


永田氏はこの本で自分の心情と現実を吐露したことで、
何かが救われたのだろうか。
何かをふっ切ることができたのだろうか。




コメント (2)
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