伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

印旛沼のカミツキガメ

2019-06-24 00:06:26 | 議会
6月県議会は議会質問も終わり、常任委員会も残すところ2日となりました。

県議会では議会質問の機会は年に一回のみ。
市議会では年4回出来たので、寂しい限りです。
その代わり、様々な情報収集ができるので、ヒアリングに明け暮れています。

さて、今年度は環境生活警察常任委員会の所属になりました。
常任委員会の一環としてカミツキガメ捕獲の実情の視察がありました。
視察場所はなんと!佐倉市「ふるさと広場」



捕獲事業は平成19年から始まった事業で、これまで約8000頭を捕獲。

現在16000頭生息しているだろうと推定。
年間2500頭捕獲することを目標に専門の職員を配置しています。
産卵時期の6~7月が捕獲の最適な時期とか。


今回は前日15カ所にわなを仕掛け、大きな雄雌1頭ずつと子亀が2頭かかっていました。


これで6kgぐらいかな、とのこと。
まだまだ大きくなります。

カミツキガメは他の亀と違って甲羅干しをしないそうです。
見た感じとても筋肉質で、甲羅の中に隠れることもしない、ワイルドな感じ。


一回に20個から40個産卵して、40年も寿命があるそうです。
原産地はカナダ、北米、中南米で、北米ではアライグマが卵を食べる天敵だとか。

もともとはペットとして輸入されたのがきっかけで、天敵がいないため繁殖して生態系に影響を与えている、という事で、外来生物法で特定外来生物に指定されてしまった。

こうなったのも、全て人間のせいなんだけどなあ。








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